輸送分科会

活動予定

日時
会場
内容

現在登録されているイベントはありません

輸送分科会とは

=輸送分科会は、2024年4月1日に粉体ハンドリング分科会と合併いたしました=
1989(平成元)年に関西を中心として空気輸送などの輸送技術を扱う分科会として当分科会が発足した。機械式および空気輸送を中心とする輸送設備における新市場や新輸送手段の動向を探求し、発信している。今後は、機械輸送も含めて、コンタミ、エコをテーマとした省エネ機器の開発、数値シミュレーションや計測などの最新技術の活用などが検討課題である。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

空気輸送の分野では,粉体の物性により高濃度低速輸送、低濃度高速を使い分けるのが主流である。また、機械式輸送はコンタミをより少なくする技術が要求されるとともに、バイオマス関係のニーズが増大してきている。省エネ、メンテナンスフリー化→IoTの活用、破砕しやすい材料や付着性粉体の輸送のほか、装置の摩耗、輸送物の偏析や水分量変化防止、偏析なしで輸送する技術など、高度化する要求への対応が今後の技術的課題である。
 
計算機能力の飛躍的な向上に伴い、種々の粉体操作への数値シミュレーションの利用が拡大しており、汎用ソフトの利用可能性なども含めて、数値シミュレーションの粉体輸送技術開発への応用についても発展が期待できる。その他、画像計測、トモグラフィ計測などの最新計測技術の動向についての調査の継続、AI 技術の利用可能性についても調査する必要がある。
 
粉体輸送技術の高度化と将来の展開を見据えて、電池材料の輸送技術への対応など、粉体輸送が関わる新しい技術の動向についても調査していく必要がある。

当年度事業計画の概要と運営方針


  1. 中期活動テーマ
    1)メーカーおよびユーザー双方の会員にとって有益となる情報収集とその発信に努めたい
     1-1)近年、注目を集めているシミュレーションなどトレンドな情報収集
     1-2)懇親会やアンケートによる情報収集
     1-3)各幹事会社の現状のニーズからの活動内容検討
    2)専門講座の開催に向けた検討を行なう

  2. 2023年度の事業計画の概要と運営方針
    1)現地/web含め、3回/年の開催を目指したい
    2)専門講座開催に向けての分科会/幹事会での議論を行なっていく

世話人

コーディネータ 大阪大学大学院 田中 敏嗣
副コーディネータ 千葉大学大学院 武居 昌宏
代表幹事 三興空気装置(株) 岸本 武志
幹事 ㈱日清製粉グループ本社 白井 聖
幹事 (株)椿本バルクシステム 中津井 誠一
幹事 アマノ(株) 彦坂 拓也
幹事 日本スピンドル製造(株) 増田 勇
幹事 シンフォニアテクノロジー(株) 松本 真
幹事 エステック(株) 山本 洋一

ロードマップ

活動報告

PAGE TOP