湿式プロセス分科会

活動予定

 

湿式プロセス分科会とは

湿式プロセス分科会の守備範囲は、従来からの凝集分離・ろ過などの水処理分野から、湿式単位操作を用いた微粒子・ナノ粒子による新規材料開発まで極めて広い。水処理分野の「ろ過」の対象もナノ粒子から食品粒子、エマルジョンまで広範囲にわたると共に、精密さが要求され、信頼できる論理の確立が求められている。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

・湿式プロセス分科会の守備範囲は、粒子製造プロセス、表面処理プロセス、水処理プロセス、環境保全プロセスなど多岐に亘り、ナノサイズから数百μmの粒子の生成・凝集・分散・湿式分級・ろ過分離・濃縮、また、これらの粒子を用いた湿式成形・塗布・表面改質・表面積層などの要素技術に関わっている。プロセスに応じて技術の評価指標は様々であるが、高機能、高分散、高純度、高分離精度、高耐久性、高配向性、省エネルギー、省資源、低環境負荷などのキーワードで特徴づけられる新しい技術が各所で開発され、また、大学等の研究機関でその基盤となる学理の解明と応用技術の開発が続けられている。当分科会では、「固液分離」と「粒子分散」を中心として,湿式処理プロセスが必要とされているあらゆる分野を分科会活動の議論の対象に取り入れて、会員企業の技術革新に寄与するべく活動する予定である。
・固液分離の分野でのトピックとしては、他の分野と同様に、ろ過脱水プロセス、遠心分離プロセスへのスマートセンシング、IoT、AI の利用が盛んに試みられており、研究段階のものも含め直近の国際会議(FILTECH2019)でこれらの発表が見られた。この傾向は、今後も続くものと思われる。
・車の電動化に不可欠な電池やDXの推進に欠かせない電子デバイスの製造において、粒子分散およびその塗工はコア技術であり、国際会議などでもここしばらくは最終製品の品質に直結する乾燥プロセスに注目されてきた。ところが、実際の製造プロセスの観点からはその前工程の粒子分散に課題を抱えることが多く、様々なコンセプトに基づく分散技術やその評価技術が望まれる。

当年度事業計画の概要と運営方針

  1. 中期活動テーマ
    1) 各種プロセスにおける固液分離
    ・液移動に種々の場の力を用いた固液分離
    ・吸着・イオン交換・ゲル化などと複合させた固液分離
    ・難濾過性スラリーの固液分離
    ・固液分離過程のモニタリング
    ・沈降助剤などを含む複合凝集剤
    2) 微粒子の凝集・分散状態の制御とその応用
    ・様々な媒体中における微粒子分散過程の理解
    ・粒子分散液内部構造のレオロジー解析
    ・粒子分散状態の相補的解析手法の構築
    ・スラリー塗工プロセスによる薄膜構造形成
    ・各種電池電極の構造制御
  2. 2021年度の事業計画の概要と運営方針
    1) 上記の中期活動テーマに基づき、見学会・講演会を開催する。
    2) 幹事の増員により、新体制を構築する(役割分担、代表・副代表幹事の育成)。

世話人

コーディネータ 大阪府立大学名誉教授 岩田 政司
副コーディネータ 神戸大学大学院 菰田 悦之
代表幹事 関西金網(株) 石川 敏
幹事 晃栄産業(株) 浅井 信義
日本スピンドル製造(株) 浅見 圭一
ライオン・スペシャリティ・ケミカルズ(株) 江幡 勝由
敷島カンバス(株) 大久保 安雄
(株)栗田機械製作所 越智 俊夫
佐竹化学機械工業(株) 佐藤 誠
(株)広島メタル&マシナリー 田原 隆志
佐竹化学機械工業(株) 藤枝 繁雄
第一工業製薬(株) 林野  靖成
(株)アントンパール・ジャパン 宮本 圭介
(株)アントンパール・ジャパン 山縣 義文

ロードマップ

活動報告

粒子積層技術&湿式プロセス合同分科会 報告
               講演④

湿式プロセス分科会 報告
               整備中のしんかい6500

合同分科会 報告(湿式プロセス&晶析分科会)
               岩田先生ご講演

湿式プロセス分科会 報告
               H29年度第1回湿式プロセス分科会 集合写真

H26年度 第1回湿式プロセス分科会 報告
               サントリー京都ビール工場前で

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