活動報告

トップページ > 活動報告 > 分科会活動 > 湿式プロセス分科会 > 合同分科会報告(湿式プロセス&粉体シミュレーション)

合同分科会報告(湿式プロセス&粉体シミュレーション)

2023年6月14日

  • 合同分科会の様子
    合同分科会の様子
  • 湿式プロセス分科会からの講演
    湿式プロセス分科会からの講演
  • 粉体シミュレーション技術利用分科会からの講演
    粉体シミュレーション技術利用分科会からの講演
  • 最新技術の紹介や懇親会の様子
    最新技術の紹介や懇親会の様子

2023年5月10日、粉体シミュレーション技術利用分科会&湿式プロセス分科会の合同分科会を開催しました。実施は、会場およびZOOMハイブリッド形式の講演会で、前半に湿式プロセス分科会より4件、後半に粉体シミュレーション技術利用分科会より5件の計9件の講演が行われました。
どの講演においても湿式プロセスにおけるシミュレーション技術の重要性が述べられ、大阪府立大学 名誉教授 岩田政司氏による「シミュレーション技術への期待—固液分離の観点から」、湿式プロセス分科会に属する各メーカーのシミュレーションに対する期待・要望を集約、説明いただきました。神戸大学大学院工学研究科 応用化学専攻 准教授 菰田悦之氏からは「電極スラリーの内部構造とマルチスケールシミュレーション技術への期待」と題しレオロジー測定やパルスNMR測定結果からシミュレーションに期待すること、広島大学大学院 先進理工系科学研究科 准教授 石神 徹氏による「画像解析により取得した微細構造を連携したろ過シミュレーション」では、濾過に対するシミュレーションの重要性について総合的な解説および具体例に基づく研究事例をご講演いただきました。また、湿式プロセスや粉体シミュレーション技術に関わる企業会員より、それぞれの企業の最新技術の紹介やその適用事例をご講演いただきました。
実証実験とシミュレーションを組み合わせた開発が非常に大切であることを改めて実感した分科会でした。

以上

各分科会開催案内は下記よりご確認ください
湿式プロセス分科会
粉体シミュレーション技術利用分科会

PAGE TOP