リサイクル技術分科会

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活動予定

リサイクル技術分科会とは

リサイクル技術分科会は、リサイクルビジネスに繋がる活動をメインとし、各種講演会や見学会を開催している。
具体的には「次世代リサイクル技術」を主軸とし、「環境問題や市場ニーズをマッチした環境面に特化したリサイクル技術・展開」、そして「新素材(二次電池材、特殊プラスチック他)への開発技術」を中心に、新しい技術紹介とビジネスに繋がる対象製品、素材を取り上げた分科会を発信していく。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

・気候変動の抑制に対応する温暖化対策は急務でありパリ協定の下、世界各国で二酸化炭素削減に向けた政策や技術開発が行われている。二酸化炭素削減による低炭素社会創生への取り組みが当分科会でも注目されている。
・2023年に改正された欧州のELV(廃自動車)指令では、新車に使うプラスチックに最低25%をリサイクルプラスチックとすることが義務づけられた。海洋プラスチック問題も含めたプラスチックリサイクルの必要性はわが国でも今後その重要性を増してくる。
・廃棄物処理やリサイクルで注目され、技術科開発が盛んな分野はソータの開発である。それには、センシング部分にAI、IoTなどの最近注目されている分野の技術を用いた装置も開発されるようになり、その技術開発動向に注目が集まっている。
・最近の金属価格の高騰は今までに類を見ないほどで、太陽光発電施設などからの導線の盗難などが社会問題となっている。リサイクル分野でも貴金属を含む非鉄金属のリサイクル技術開発が盛んとなり、より高品位、より高回収率な金属リサイクルシステムの構築に興味を持つ事業者が急増している。
・東日本大震災、能登半島地震など、災害が多発している状況を受け、災害廃棄物の処理、リサイクルが話題となっている。
・中間処理業者の再編によるヨーロッパに匹敵する静脈産業の強靱化が新産業創出を国策として推進している。

当年度事業計画の概要と運営方針


  1. 中期活動テーマ
    1) 低炭素社会を実現するリサイクル技術(廃プラスチック関連 他)
    2) AI, IoTを含めた廃棄物処理に関する新規技術のピックアップ
    3) 非鉄・貴金属リサイクル・資源循環社会における最新技術の調査


  2. 2025年度の事業計画の概要と運営方針
    1) 国際問題となっている廃プラスチックの再生技術とリサイクル工場を見学し、SDGsへの展開を学ぶ
    2) AI技術の市場への浸透状況調査とAI搭載設備のリサイクル性能を学ぶ
    3) 資源循環社会の最も重要である金属リサイクル技術の状況と今後の最新技術を学ぶ




世話人

コーディネータ 熊本大学 外川 健一
副コーディネータ 北海道大学 伊藤 真由美
代表幹事 (株)タナベ 齊藤 陽
副代表幹事 高砂工業(株) 水野 裕太
幹事 エステック(株) 大内 竜彦
幹事 赤武エンジニアリング(株) 荻田 哲也
幹事 ユーラステクノ(株) 北﨑 正敏
幹事 (株)椿本バルクシステム 宮本 喜隆
幹事 (株)セイシン企業 森本 大樹
名誉コーディネータ 北九州市立大学 大矢 仁史

ロードマップ

活動報告

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