混合・成形分科会

混合・成形分科会とは

混合・成形分科会では、粉体の混合・混練・成形に係わる『温故知新』と『最新技術』をテーマに見学会や講演会を企画している。また、粉体混合・成形がキープロセスである製薬・製剤技術やセラミックスの成形技術などの混合・混練・成形の各状態の評価方法確立などを目指している。小委員会を作って取り組んでいる「混練状態評価法」は標準化を目標に検討を進めている。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

1)均一混合・混練技術:混合・混練物の多様化,多品種少量生産と言ったニーズに対応して,装置の複合化・多機能化や精密な制御操作技術が求められている。そのためにDEMシミュレーションなどの数値実験をベースとした装置設計が進められている。また,付着・凝集性の高い粉体や微量成分の均一混合・混練に対応する混練・混合技術が必要である。
2)ナノスケールにいたる微細な混合・混練:混合・混練技術は粒子複合化の主要な手法である。医薬品、電池・電子材料やナノ粒子・CNT(カーボンナノチューブ)などナノ材料の工業利用では,ナノスケールでの精密な異種粒子の接合やマトリックス中への均一分散が不可欠である。そのために機械的な混合・混練・分散だけでなく,粒子間や粒子-マトリックス間の相互作用などを制御するための界面化学的な手法を併用する必要がある。同時に,ナノスケールに至る精密な混合・分散を達成する過程での混入(コンタミネーション)の抑制技術も求められる。
3)高度に制御された成形:成形時の形状変化を抑えたニアネットシェイピングが求められている。このために成形操作の精密化・高度化や成形時の障害抑制技術として精密に制御された成型操作と微細混合や表面改質、粒子径分布や粒子形状などの粒子設計・制御は重要である。
4)混合・混練・成形状態の評価方法の標準化:成形体などの特性・品質をその原料粉体や混合・混練物の特性などから予測することが将来的な課題である。効率的な装置開発や操作条件設定に重要な混合・混練状態の適正な評価手法を開発する必要があり、分科会で検討した混練状態,混練機特性の評価方法を含め,標準化を図る。

当年度事業計画の概要と運営方針

  1. 中期活動テーマ
    1) 混合・混練・成形がキーとなる製造プロセスの今日的な課題に焦点を合わせた見学会、講演会
    2) 混合・混練の状態評価方法の標準化
  2. 平成30年度の事業計画の概要と運営方針
    1) 混合機製作工場見学(これまではユーザー工場の見学が中心であったが、今年度は製作側の見学)
    2) ユーザープロセスの見学として製剤工場を訪問予定

世話人

コーディネータ 兵庫県立大学 鈴木 道隆
副コーディネータ 名古屋工業大学 藤 正督
代表幹事 (株)栗本鐵工所 藤井 淳
副代表幹事 菅原精機(株) 菅原 一博
幹事 (株)徳寿工作所 朝日 正三
大平洋機工(株) 市川 卓司
(株)ノリタケカンパニーリミテド 大橋 隆行
(株)ダルトン 小泉 一郎
ホソカワミクロン(株) 小西 孝信
(株)ツムラ 松本 和弘
塩野義製薬(株) 六車 嘉貢

ロードマップ

活動予定

9月
3
第1回混合・成形分科会(H30年9月3日) @ 神奈川/㈱徳寿工作所
9月 3 @ 13:15 – 16:00

開催案内はこちらからもご確認いただけます。

 

活動報告

混合・成形分科会 報告
               蒲鉾と竹輪の製作実習中(於:ヤマサ蒲鉾)

混合・成形分科会 報告
               西村陶業㈱での分科会風景

混合・成形分科会 報告
               胡粉と岩絵具の製造工程について説明いただく

第1回混合・成形分科会 報告
               グッピーラムネの製造工場にて

H27年度合同分科会報告(粉砕&分級ふるい分け&混合・成形)
               韓独製薬の工場見学