砂盛り
そろそろお正月を迎える準備をする頃になりました。
京都府の南部の山城地方には大晦日から元日にかけて行われる
粉体に関連した風習があるそうです。
これは、家の周りや玄関に通じる道に砂を撒いたり、
玄関先に円錐状に砂を盛るというものです。
砂盛りの上に榊や南天、あるいは松の小枝を差すこともあります。
砂を撒くのは神様が来られる道や家を清めるためであり、
盛った砂は神様の憑代(よりしろ)だそうです。
大阪府東北部、三重県伊賀・北勢地方、神奈川県西部でも
見られると聞きました。
忘れられつつある風習ですが残しておきたいものですね。
そういえば、近くの神社の社殿前にも
砂盛りがあるのを見たことがあります。
初詣の時に確かめてみられてはいかがでしょうか。
さて 先月末に行われました 国際粉体工業展東京2016
たくさんの方にご来場いただきありがとうございました。
その中でも 併催行事の 粉体工学入門セミナー
(入門の入門編)も大盛況でした。
教育部門や分科会でも有用なセミナーや講演を開催しておりますので、
粉体技術を学ぶために、是非ご活用ください!
(2012年12月メルマガ改訂版)