疑似粉体(ウドン粉)
昨年経験した、疑似粉体のお話です。
モロキュウ、かっぱ巻き、サラダ、漬物、
楽しみにして栽培していたキュウリがやられました。
梅雨に入る前の今頃、葉っぱが大きくなり始めた時、
その葉っぱの表面が白い粉を吹いたようになりました。
園芸店に相談すると「ウドン粉病です」との宣告。
早速、粉で粉を制そうと重曹(炭酸水素ナトリウム、
これも粉体です)を買って散布しましたが、
茎全体に広がったこのウドン粉が、隣の茎も、
またその隣茎にも、というように手遅れ、全滅状態です。
残念!粉にやられたか、と少し気落ちをしましたが、
園芸店に聞くと「これは粉ではなく、白色のカビ」
ということでした。
防除法は、水撒きを絶やさず、土に栄養をあたえ、
適度に剪定して風通しをよくすることだそうです。
そんなことより、「一番よいのは、
少し値の張る強い苗を植えること」というアドバイスです。
手間と肥料や苗の値段を考えると、
スーパーでキュウリを買ったほうがよいのかもしれません。
しかし、自分で育て収穫したものはやっぱり美味しい。
今年はウドン粉にやられないように再挑戦です。
(2014年6月メルマガより)