ダイヤモンドダスト
寒いですねぇ。京都市内では時折日が射すのですが、
北山を見ると灰色に煙っています。
雪が降っているようです。
何だか暗い風景で、思わず「さぶ~」という言葉が出ます。
一方、京都よりずっと寒い筈の北海道の内陸部では、
逆に明るく美しい「ダイヤモンドダスト」が
見られたことがニュースになっています。
この現象は10℃以下の晴れて寒い朝、
空気中の水蒸気が凍ってできた氷の結晶に
日光が当たりキラキラ光って舞い落ちるもので、
これも一種の雪降りといえます。
結晶形は主として六角柱や六角板状、
粒子の大きさは大よそ30~500μm、細氷とも呼ばれています。
もっと気温が低い-30℃以下になると、
氷霧という現象もあるそうです。
その時の氷粒子の大きさは10μm以下、
空中に浮遊するので霧のように見えるとのことです。
それにしても、空中浮遊の氷粒子の大きさの測定は難しいでしょうね。
(2013年1月メルマガより)