うぐいす粉 と うぐいすの粉
二月といえば、梅に鴬、それに何といってもうぐいす餅!
甘く煮た小豆を漉し餡にして、もち米粉を水で練って
蒸した求肥(ぎゅうひ)でウグイスの形に包み、
さらにうぐいす粉をまぶしてつくります。
うぐいす粉は、またの名前を青きな粉といい、
青大豆を臼で挽いて粉にしたものです。
ウグイスのようなうす緑色の粉で、
うぐいす餅の味を引き立てます。思わず、つばゴックン。
いっぽう、「うぐいす粉」と似た名前の「うぐいすの粉」
という伝統的な化粧品もあります。
ウグイスのなどの野鳥の糞を集め、乾燥して粉にしたものです。
水で練って顔にぬれば、肌がツルッツルッになるそうですが、
口には入れないほうがよいようですよ。
(2013年2月メルマガより)