クリーン化分科会

活動予定

クリーン化分科会とは

クリーン化分科会は、1990(平成2)年に発足した分科会である。今まで半導体、液晶などのクリーン化技術に始まり、医薬品などのクリーン化技術について主に取り組んできたが、今後は機械、食品などの産業分野、あるいは民生用の一般家庭、人体を対象にしたクリーン化技術にまで幅を広げていく予定である。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

1) 現在必要とされる半導体製造向けのクリーンルームに代表されるクリーン化技術体系の再構築
2) 近年改定されたエアフィルタ性能評価に関するJIS規格について、クリーンルームのユーザーサイドへの啓蒙
3) 新規に国内で建設されている半導体工場のクリーンルームで必要とされるクリーン化技術の調査
4) 微生物汚染防御技術(cGMP、PIC/S、HACCP、微生物汚染のIN-SITU計測)
5) 粒子濃度や粒子径を関数とした計測技術の体系化
6) ガス状物質濃度やガス種の物性を関数としたガス状物質除去技術や計測方法を体系化
7)PFOAおよびPFAS規制に対応したエアフィルタ沪材および撥水剤の調査・探索
8)脱臭技術の体系化
9)粒子状、ガス状物質のオンライン計測
10)医薬品分野、食品分野においては、GMP、バリデーション、HACCPなど“安全、安心”をキーワードとして品質管理と安全性に関与するクリーン化技術
11)切削加工機械から発生するミストの新規の測定評価および除去技術の探索

当年度事業計画の概要と運営方針


  1. 中期活動テーマ
    1) 国内の半導体産業の再興を支える最新のクリーン化技術に関する動向調査。
    2) 成長産業である医薬・再生医療分野から、安心・安全・快適な生活空間の確保 (PM2.5や病原性粒子対策など)に至るまで、対象分野を拡大した活動を継続。
    3) 他の分科会や学会・協会との連携強化。


  2. 2025年度の事業計画の概要と運営方針
    1) 中期計画に則った、見学会および講演会を企画して実施する。
    2) 過去の知見から最新技術に至るまで、クリーン化に関する基本技術を伝承できる場を提供する。
    3) 合同分科会の開催に向けた協議、調整を進める。





世話人

コーディネータ 工学院大学 並木 則和
副コーディネータ 東京科学大学 鍵 直樹
代表幹事 (株)竹中工務店 谷 英明
副代表幹事 (株)日立プラントサービス 神谷 松雄
幹事 千代田エクスワンエンジニアリング(株) 宇治 勝幸
幹事 東京ダイレック(株) 内山 裕哉
幹事 進和テック(株) 加藤 孝之
幹事 トヨタ紡織(株) 後藤 潤
幹事 リオン(株) 篠﨑 大将
幹事 ホソカワミクロン(株) 三原 敬明

ロードマップ

活動報告

PAGE TOP