たんぽぽ計画

もうすぐ春ですね。
春になると野原にはタンポポが見られますが、
この黄色い花の名前をつけた「たんぽぽ計画」をご存じでしょうか。

これは、宇宙空間を移動する生命体や有機化合物の存在を探るため、
国際宇宙ステーションに搭載した捕集装置で
地上200~400キロメートル上空の微粒子を捕えようとする実験計画です。
残念ながら2015年までは実現に至っていません。

この空間領域にある固体は引力により地上に落下し、
大きいものは隕石、小さなもの(通常1ミリメートル以下)は宇宙塵と呼ばれます。
宇宙塵の落下量は年間数万トンといわれ、
この数字を見ると、「粉が空から降ってくる」と錯覚しそうですが、
地球の表面積が約5億平方キロメートルですから
1平方キロメートルあたり年間数十グラム/年程度とごく僅かな量といえます。

宇宙塵の起源は、彗星が伴う微粒子、小惑星、
月や火星などの惑星に隕石が落下した際に、
舞い上がる微粒子などと推定されています。

もし、それら天体に生命体あるいは有機化合物があり、
微粒子に付着して宇宙を移動しているならば、
それを捕集して分析すれば地球外生命体の存在を
検知できる可能性が出てきます。
(2014年3月メルマガより)

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