最新情報フォーラム③「マイクロプラスチック- 現状分析から将来展望まで」
14:30〜15:10 マイクロプラスチックの定性・定量分析技術
(一財)化学物質評価研究機構 企画部 副部長 システム管理室長 和田 丈晴 氏
近年、マイクロプラスチック(MP)による海洋汚染及び生物への影響が懸念されており、MPの影響を評価するために必要となる標準的な分析法のガイドライン等の整備が社会的要請となっています。そこで、これまでに提唱されている主なMPの分析技術を取り上げ、それらの特徴、利点、今後の課題等を整理しました。
15:10〜15:50 環境中のマイクロプラスチック計測の現状と課題
(国研)産業技術総合研究所 エネルギー・環境領域 環境創生研究部門 研究部門長 鳥村 政基 氏
環境等、私たちが生活する多くの場面でマイクロプラスチックやナノプラスチックが混入した水に接する機会が出ています。どんなサイズのどのようなプラスチックが存在していて、何かしらの影響があるのか無いのか、種々の技術が使われていますが、それら技術の現状と改題について考察したいと思います。
15:50〜16:30 海洋プラスチック問題に関する日本プラスチック工業連盟の取り組みについて
日本プラスチック工業連盟 専務理事 加藤 英仁 氏
日本プラスチック工業連盟は、1992年から「ペレット漏出防止活動」を展開しており、2017年からは、対象をプラスチック製品全般に拡大して、「海洋プラスチック問題解決に向けた宣言活動」を推進中です。プラスチックごみを削減するための考え方を中心に、活動実績等についてご説明します。