粒子加工技術分科会

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粒子加工技術分科会とは

当分科会は、1985(昭和60)年に製剤を中心として発足した。粒子加工技術では日本は世界のトップレベルにあり、特にナノ粒子の加工・工業化ではリーダ的存在である。今後の動 向は粒子表面・界面のマクロ環境に着目した粒子加工技術の開発、粒子間の相互作用を制御できる粒子加工技術、省エネ・高効率を目指した粒子加工技術・装置 の開発、加工装置内の粒子の挙動や物性を非接触で知ることができるセンサーやシステムの開発が挙げられる。また、現在医薬分野では大きな注目を集めている製剤の連続製造プロセスの実用化への検討、口腔内崩壊錠や難溶性薬物の溶出改善に関しての検討に取り組んでいる。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

1)技術動向
・粒子表面の特性や粒子間相互作用を利用した粒子加工技術の開発及びその技術を活用した医薬品の添加剤の開発。
・省エネ・高効率を目指した粒子加工技術、粒子加工装置の開発。
・製剤の連続製造プロセスの実用化を目指した機器の開発および品質保証対応。
・製剤プロセス制御、製剤技術におけるデジタル化への対応。
・錠剤生産条件の最適化等を目的とした微粒子の複合化・機能化の検討。
2)分科会活動
・上記活動に積極的に参加し、新しい分野を切り開く資質を備えた人材育成法の検討と実施。
・協会主催の工業展などにおける出展やミニシンポの企画等への積極的な参加。
・協会会員会社のグローバル化への協力を趣旨とする粒子加工会議やシンポジウム開催の企画、運営などを積極的に行う。
・当協会の他分科会や関連の他学協会とも連携をし、実益の上がる国際交流の展開。

当年度事業計画の概要と運営方針


  1. 中期活動テーマ
    製剤における粒子加工技術の向上

  2. 2024年度の事業計画の概要と運営方針
    1) 粒子加工技術及び製剤などに関する講演会・・・年3回
    2) 製剤と粒子設計シンポジウムを粉体工学会の部会とともに共催し、各種粒子関連技術の交流を促進する
    3) 粉体技術者養成講座開講・・・年1回


世話人

コーディネータ 岐阜薬科大学 竹内 洋文
副コーディネータ 愛知学院大学 山本 浩充
代表幹事 (株)ダルトン 浅井 直親
副代表幹事 信越化学工業(株) 伊藤 有一
副代表幹事 大川原化工機(株) 根本 源太郎
幹事 大川原化工機(株) 大川原 正明
幹事 武田薬品工業(株) 佐藤 嘉信
幹事 (株)パウレック 松井 航
幹事 フロイント産業(株) 田中 俊哉
幹事 (株)奈良機械製作所 田邊 文明
幹事 シオノギファーマ(株) 豊田 智淳
幹事 (株)徳寿工作所 中村 俊郎
幹事 (株)ツムラ 畑中 俊亮
幹事 (株)菊水製作所 樋口 雅浩
幹事 スペラファーマ(株) 福田 誠人
幹事 旭化成(株) 藤田 創
幹事 ホソカワミクロン(株) 横山 裕志

ロードマップ

活動報告

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