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合同分科会報告(粉砕&集じん)

2022年7月22日

  • 01_内藤粉砕分科会コーディネータより開会の挨拶
    01_内藤粉砕分科会コーディネータより開会の挨拶
  • 02_望月学長のご挨拶の様子
    02_望月学長のご挨拶の様子
  • 03_技術講演会会場の様子
    03_技術講演会会場の様子
  • 04_石川先生のご講演の様子
    04_石川先生のご講演の様子
  • 05_西田氏のご講演の様子
    05_西田氏のご講演の様子
  • 06_横山氏のご講演の様子
    06_横山氏のご講演の様子
  • 07_福井先生のご講演の様子
    07_福井先生のご講演の様子
  • 08_牧野集じん分科会コーディネータより閉会の挨拶
    08_牧野集じん分科会コーディネータより閉会の挨拶
  • 09_見学会での集合写真
    09_見学会での集合写真
  • 10_UBE(株)UBE-i-Plazaの見学の様子
    10_UBE(株)UBE-i-Plazaの見学の様子

22022年7月4日、山陽小野田市立山口東京理科大学の共催により、粉砕分科会と集じん分科会との合同分科会を開催しました。内容は「粉体プロセスと材料開発」と題し、山口東京理科大学を会場とした技術講演会ならびにUBE(株)や宇部マテリアルズ(株)の関連設備見学会を実施しました。技術講演会では、山口東京理科大学各位の多大なるご協力を賜り、また、新型コロナウイルス感染症の感染予防対策を徹底し開催しました。技術講演会は、「粉体プロセスと材料開発」と題し、4名の講師にご講演いただきました。
 

はじめに、内藤牧男粉砕分科会コーディネータより技術講演会開会のご挨拶があり、続いて、山陽小野田市立山口東京理科大学 望月正隆学長からご挨拶がありました。
ご挨拶のあと、講演1として、山口東京理科大学 学長特別補佐 教授 石川敏弘先生から「粉体制御技術を活用した高強度SiC繊維の開発指針について」と題し、SiC繊維の製法や構造、特性、用途例などをご説明いただきました。
講演2では、宇部マテリアルズ(株)企画開発本部 開発部 西田直人氏から「酸化マグネシウム粉体の特性制御技術」と題し、酸化マグネシウムの基礎的な性質のご説明と粉体物性、反応性などの特性制御技術について、ご紹介いただきました。
講演3では、ホソカワミクロン(株)総務本部 横山豊和氏から「粉砕プロセスのシミュレーションによる解析」と題し、圧縮剪断式超微粉砕機の粉砕特性や回転衝撃式粉砕機を使った閉回路粉砕システムの処理量、DEMを用いた振動ボールミルの粉砕特性についてご説明いただきました。
講演4では、広島大学大学院 教授 福井国博先生から「サイクロンの分級径制御によるバイオマス燃焼灰肥料化のための成分調整」と題し、木質バイオマス発電焼却灰をサイクロンにより分級することで、有効粉じんの連続採取がプラントスケールで実現可能で、濃縮も可能であることをご説明いただきました。
最後に、牧野尚夫集じん分科会コーディネータの技術講演会閉会の挨拶にて、技術講演会は閉会しました。各講演後には活発な議論が行われ、盛況のうちに技術講演会を終えることができました。
 

見学会ではUBE㈱ UBE-i-PlazaにてUBEグループが「石炭採掘」からその微粉利用により粉体技術を発展させるとともに副産物の再利用を進めてきた歴史を学び、同社の「粉」に関する技術開発を理解することができました。その中の設備として宇部マテリアルズ㈱宇部第一工場にてマグネシア用の焼成用ロータリキルンを見学できました。また、UBE㈱にて専用道路を走行する特殊車両「ダブルストレーラー」の見学もできました。
 

新型コロナウイルス感染症の影響が残る中での会場での技術講演会と見学会でしたが、無事開催することができました。ご参加いただいた方々や運営に携わっていただいた方々に心より感謝いたします。
 

以上
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