活動報告

トップページ > 活動報告 > 分科会活動 > 集じん分科会 > H27年度第2回集じん分科会 報告

H27年度第2回集じん分科会 報告

2015年9月25日

  • 中国における環境対策としてバグ集塵技術の発展 資料1
    中国における環境対策としてバグ集塵技術の発展 資料1
  • 中国における環境対策としてバグ集塵技術の発展 資料2
    中国における環境対策としてバグ集塵技術の発展 資料2
本年度の第2回集じん分科会は、9月15日、石川工業高等専門学校にて、中国・東北大学の毛准教授を招き、中国における現状の環境対策および集じん技術の講演と、集じん分科会が日本粉体工業技術協会・ISO対応委員会と協力して進めているろ布耐久試験およびバグフィルタ試験法の規格化に関する紹介講演を合わせて実施しました。
中国における現状の環境対策の講演では火力発電所やセメント、鉄鋼の各産業を中心に、経済の発展に伴い環境悪化が続いている実情やこれに対する法体制整備を知ることができ、また、各産業におけるバグフィルタの使用率や集じん機の性能を理解することができました。今後も中国とは、中国・東北大学(孫教授、柳教授、毛准教授)を通じ、技術交流を深めていきます。
ろ布耐久試験規格化の講演では原理、装置概要の詳細、およびラウンドロビンテストによる試験方法の妥当性が確認でき、バグフィルタ試験法規格化の講演では、フィルター性能の規格化に関わるこれまでの展開と、汎用集じん機の試験法が現在国際規格化に向け進めていることを紹介されました。
本会合にて、集じん分科会の海外への取り組みも積極的に展開していることを紹介され、今後も会員各社の協力を得て、推進します。

PAGE TOP