2014年12月10日
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ターボ炉本体上部にて
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ターボ炉の説明
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汚泥処理施設濃縮槽
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東京都葛西水再生センターの方の説明
平成26年11月28日、東京都下水道局葛西水再生センターにて見学会を開催しました。
ターボ炉については、平成22年に第49回分科会として、実証施設を北海道長万部まで見学に行っており、さらに昨年度第58回分科会は実機初号機である浅川水再生センター(60t/d、三機工業製)の見学を実施しています。今回の葛西のターボ炉は300t/dと、大規模であることが特徴。東京都の下水道の概要や、水再生センターの仕組みとターボ炉の説明のあと、濃縮などの汚泥処理工程に沿って見学をしました。
見学後の質疑では、専門的な質問が数多く出されましたが、東京都殿・月島機械殿には詳細に渡る回答をいただきました。ターボ炉は、眼からうろこの工夫により消費電力を大幅に削減したが、今後は、消費電力ゼロ、すなわち汚泥のエネルギーのみで焼却炉を稼動できるようにしたいとのこと。見学会終了後は、恒例の技術交流会ではいつものように、意見交換、議論が進みました。