活動報告

食品粉体技術分科会 報告

2025年11月28日

  • 分科会の様子①
    分科会の様子①
  • 分科会の様子②
    分科会の様子②
  • 分科会の様子③
    分科会の様子③
  • 分科会の様子④
    分科会の様子④
  • 横河ソリューションサービス 藤山様のご講演
    横河ソリューションサービス 藤山様のご講演
  • インターネットイニシアティブ 山田様のご講演
    インターネットイニシアティブ 山田様のご講演
  • 集合写真
    集合写真
2025年11月13日、2025年度第2回食品粉体技術分科会を開催いたしました。
今回は横河マニュファクチャリング株式会社様にご協力いただき、甲府事業所にて横河グループの歴史、製造している機器、計測機器の製造手法について学びました。講演会では横河ソリューションサービス株式会社様より「食品業界及び食品工場向けIoT・DXソリューションのご紹介」及び株式会社インターネットイニシアティブ社より「食品製造の課題から見る無線通信活用とIoT/DX技術の展望」についてご講演いただきました。
 
甲府事業所見学
1981年から取り入れられているトヨタ生産方式を源流とする製造手法をシュールームにてデモを通じて学んだ後、事業所内にて実際に計測機器を製造されている現場での運用状況を見学させていただきました。「不良品を作らないこと」を徹底的に追求した考え方や製造手法は、モニターに次にやるべき作業内容が表示されるなど使いやすさにも配慮がなされていて、食品業界にとっても参考となることが大いにありました。
 
講演①
横河ソリューションサービス株式会社 インダストリー統括本部 営業技術本部5部 藤山啓太様
食品製造工程における、原料の入荷から製品の出荷までの全工程をカバーできる製造管理システム(MES)と、自動倉庫システム、操業データ監視、生産計画立案システム、設備保全管理システムなどの付帯システムまでフルラインナップについて概要のご説明をいただきました。
大手食品会社様の大規模工場立ち上げの際に横河ソリューションサービス株式会社様の各種ソリューションが導入され、効果的に運用されている事例をご紹介いただきました。
基本構想の段階から伴走しながら、導入に向けて多数の課題を解決する手法は、これからDXに取り組む現場に大いに参考になったのではと感じました。
 
講演②
株式会社インターネットイニシアティブ IoTビジネス事業部 営業部長 山田昌平様
製造現場の見える化に必要な情報量が増大していること、情報の種類・情報量・通信頻度に応じて最適な通信規格を採用する必要があることをご紹介いただきました。また、各種データを統合して管理できるIoT基盤を提供し、データ収集を一元化できるソリューションをご紹介いただきました。また、製造業向けのIoTワークショップを展開し、ユーザーの課題や環境に合わせたIoT活用方法を提案いただけるとのことでした。
 
甲府駅前に場所を移して懇親会を開催しました。
多くの方々にご参加いただき、組織の垣根を越えて情報交換、親睦を深め、活気のある大変有意義な懇親会となりました。

以上

本分科会の開催案内は、こちらよりご確認いただけます

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