活動報告
電池製造技術分科会 報告
2022年2月4日
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リモート開催による管理室の様子
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2021年度第2回電池製造技術分科会プログラム
2021年11月12日、第2回電池製造技術分科会をオンライン形式にて開催いたしました。
昨年は、コロナ感染が拡大して、1年間活動を停止させて頂きましたが、欧米中においては電気自動車(EV)の本格的な普及と蓄電池の生産拡大が粛々と進んでいます。車載用リチウムイオン電池の技術が飽和しつつある中で、電池の標準化と低コスト化が一挙に進み、韓国及び中国のメーカーが量産技術の主導権を握りつつあります。また、欧州連合では、電池製造者に、電池構成材料とその製造プロセス、二酸化炭素の発生量を開示するように求める「電池規則」を2022年から実施する予定であり、これまでの電池ノウハウは流出することになります。このように、電池や材料、製造装置において、日本メーカーの優位性は急速に低下しつつあり、早急に次世代電池の開発商品化で主導権を握ることが重要であり、そこで、本分科会では、WEB講演会として、ポストリチウムイオン電池の最新の開発状況に講演頂きました。本分科会では、WEB 講演会として、150名近い参加者のもと、ポストLiB電池の最新の開発状況・今後の動向について、学会でご活躍の先生方から講演頂きました。