2014年10月7日
平成26年9月3日(水) 東京都立産業技術研究センターにおいて、計装測定分科会と静電気利用技術分科会による合同分科会が行われました。
粉体応用技術を知るということを目的とし、樹脂粉末・金属粉末が用いられている3Dプリンタ技術に関する講演とその装置見学がおこなわれました。
1.講演 「AM技術に関する基礎から最新状況まで」
(株)アスペクト 早野誠治 氏
早野氏は長年、積層造形関係に従事され、世界の現状も周知されている。積層造形の歴史、現状、将来展望についての講演をいただいた。講演内容自体はこれからの「ものづくり」を変革すると予想されている技術であり,協会としても,今後とも注視していくべき課題と思う。
2.見学 「粉末床溶融結合装置(RaFaEl、SEMplice等)」
東京都立産業技術研究センター(都技研)で稼働中の積層造形装置は、(株)アスペクトで開発され製品化されたものである。装置を見ながらの見学・意見交換は、講師及び(株)アスペクト社員に直接質問ができ良かった。都技研の職員による積層造形の技術開発内容の紹介も興味深いものであった。
3.懇親会
今回は、若干異質の2分科会が合同で開催した分科会であるが、参加者の8割程度に出席いただき、盛会裏に終えることができた。新しい人的交流の場をつくることが出来たと強く感じた。