活動報告

粉砕分科会 報告

2019年7月22日

2019年度第1回粉砕分科会は、7月4日~5日の2日間にわたり、東洋炭素株式会社 詫間事業所を会場とし、東洋炭素株式会社の方々の多大なるご協力を賜り、「カーボン材料の製造・応用技術とその新展開」をテーマとした見学会と3名の講師にご講演いただいた技術講演会を実施しました。

  • 写真.1 講演会の様子
    写真.1 講演会の様子
  • 写真.2 齋藤様の講演会の様子
    写真.2 齋藤様の講演会の様子
  • 写真.3 神谷代表幹事の講演会の様子
    写真.3 神谷代表幹事の講演会の様子
  • 写真.4 内藤コーディネータの講演会の様子
    写真.4 内藤コーディネータの講演会の様子
  • 写真.5 集合写真
    写真.5 集合写真
  • 写真.6 懇親会の様子
    写真.6 懇親会の様子
7月4日の見学会では、はじめに、内藤粉砕分科会コーディネータより開会の挨拶があり、続いて、東洋炭素株式会社 取締役生産本部長 平賀俊作様にご挨拶をいただきました。ご挨拶のあと、東洋炭素株式会社の会社紹介、および、製品、用途のご説明がありました。見学会では、参加者を4班に分け、等方性黒鉛製造ライン、および、天然黒鉛シート製造ライン、分析センターを見学させていただき、製造工程などを詳しくご説明いただきました。参加者の方々には東洋炭素株式会社様の高度な技術をご理解いただけたと考えています。

7月5日の技術講演会では、講演(1)として、東洋炭素株式会社 材料開発部部長 齋藤清様より「微粒子等方性黒鉛の製造と用途」と題し、等方性黒鉛の整合工程や微粒子化による特性、用途などをご説明いただきました。
講演(2)では、株式会社アイテック 執行役員 神谷昌岳代表幹事より「多層グラフェンの特性とその市場展開」と題し、グラフェンの特性や粉砕による層剥離などについて説明いただきました。
講演(3)では、大阪大学接合科学研究所 教授 内藤牧男コーディネータより「不均質構造制御による材料特性の向上」と題し、極微量粗大粒子評価と制御の重要性についてご説明いただきました。

最後に、神谷代表幹事の閉会の挨拶にて、2日間にわたる本会合を無事終了いたしました。
また、懇親会では、参加された方々と東洋炭素株式会社各位、先生方、粉砕分科会幹事との交流が活発に行われ、親睦を深めることができました。

以上
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