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粉体ハンドリング分科会 報告

2024年11月18日

  • 集合写真
    集合写真
  • 講演会の様子
    講演会の様子
2024年10月28日、「粉じん爆発試験・粉体物性測定と粉体輸送」をテーマに第2回分科会を開催いたしました。以下に報告いたします。
 
■開会挨拶
当番幹事であるアマノ株式会社 彦坂様より、開催にあたり開会の挨拶、工場内の注意事項等について説明を頂く。
 
■コーディネータ挨拶
京都大学 松坂修二名誉教授
大勢の方が集まって頂いたことに感謝を伝えられた。また、粉塵爆破・粉体特性・粉体輸送ということで多くの方が関心を持たれ、参加者が集まった事に触れる。また、本日のスケジュールについても簡単に説明。素晴らしい工場見学をみなさんも楽しんで頂ければと挨拶された。
 
■アマノ株式会社 細江事業所紹介
アマノ株式会社 江間様
アマノ株式会社様の決算報告や構内の設備について紹介を受ける。
 
■技術講演 粉体ハンドリングに関わる粉体特性の測定について
株式会社環境衛生研究所 飯田様
圧縮度、安息角、崩潰角等、粉体特性の測定に重要な指数について説明頂く。
その後粉塵爆破のデモンストレーションをトナーとアルミニウム箔の場合の2種類を実施頂く。
 
■工場見学
粉粒体空気輸送テストプラントの紹介、小型床洗浄ロボットのデモンストレーション、製造中の集塵機を見学できた。
空気輸送テストプラントについては、お客様のニーズに答えるため、様々な長さの配管でテストができるよう設計されている。小型床洗浄ロボットはAIを使用して、清掃エリアのマッピングやセンサーによる衝突防止機能が付いている。使用場所は閉店後のスーパーマーケットなどを想定されている。
 
■技術講演 粉体輸送時の不安定流動に及ぼす粉体特性の影響
大分工業高等専門学校 尾形公一郎教授
KOSENの産学連携活動についてPR頂く。その後粒子特性及び粉体特性の評価、通気および流動化を用いた粉体の供給輸送技術に関する研究の発表を頂く。
 
■質疑応答
東洋ハイテック株式会社 大石様
グラスビーズと発泡シリカは質量が異なるが、流動化速度が同じになっているのはなぜか?
グラスビーズの場合は粒子間を流れる速度が整いやすく発泡シリカは先に流動化が起こり安定しない。また圧力降下の起点をベースに風速チェックしているため、その結果、グラスビーズと発泡シリカは同じような結果となっている。
 
■閉会挨拶
大阪大学 田中敏嗣教授
たくさんのご参加を頂いた事、貴重な見学の機会をさせて頂いたことに感謝を伝えられた。
7年前にも輸送分科会で見学させて頂いたが、今回は更に詳しく見学をさせて頂き満足している。ご講演頂いた方々に感謝を伝える。多くの参加を頂いた事は分科会として非常に有意義な分科会になったと認識している。次回の分科会の案内をされて閉会の挨拶とされた。
 

以上

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