活動報告
粉体ハンドリング分科会 報告
2023年7月19日
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分科会の様子①
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分科会の様子②
●技術講演
「DX/IoT/AI/VR/HMI技術を活用した人に寄り添ったものづくり・ヘルスケア製品開発・人材育成」
埼玉大学大学 院理工学研究科 人間支援・生産科学部門 教授 先端産業国際ラボラトリー 所長 綿貫啓一氏
少子化、人口減少、高齢化、労働人口の減少、新たな生活様式への対応など不確実な時代に対し、多様性のある産学官金共創ネットワークの構築により、社会的課題や地域課題の解決に貢献できる。その事例として、DX/IoT/AI/VR/HMI技術を活用したIoTロータリーバルブおよびAIリモートメンテナンスシステムの開発、機械学習による故障予測モデルの構築、運転行動予測システムの開発、DX/IoT/AI/VR/HMI技術を活用したバーチャルトレーニング等、数多くの事例紹介を頂いた。いずれも熟練者の経験知や使用者の実態に合わせた人に寄り添った技術の研究開発事例の紹介となっていた。
●製品紹介
①三菱電機製SCDAソフト「GENESIS64」について
㈱JCC製 予兆診断最新テクノロジー「AEセンサ」について
三菱電機インダストリアルソリューションズ株式会社 井岡千秋氏・河合航大氏
SCADAソフト「GENESIS64」は現場PLCからのリアルタイムデータを収集、ERPやMESからの作業指示データを分析、データ連携、統合管理することを特徴としたソフトウェアであり、Windows上での操作、携帯端末からの閲覧など操作性の高さを実演を含めて紹介頂いた。
㈱JCC製「AEセンサ」は、材料が塑性変形時に発生する“弾性波”であるアコースティック・エミッション(AE)を活用し、振動センサのようなFFT解析を必要とせず、センサデータを単純比較できるという特徴を持つセンサであり、大型モーター、ロボット等での活用事例を通じて、有用性を紹介頂いた。
②IOTを活用したセンサについて
株式会社マツシマメジャテック 営業部 佐藤弘一氏
株式会社マツシマメジャテック様の会社概要、IoTとは、マツシマのIoT技術、IoTを活用した事例の紹介を頂いた。フィールド機器と無線通信機器を組み合わせてセンサからクラウドへ、そして人にフィードバックする事例の紹介、河川水位のレベル計測とデータ処理、防災情報としての活用の事例を紹介頂いた。
講演後に開催した懇親会では、講演内容に関する追加質疑、参加者同士による情報交換、次回分科会開催案内など、分科会本会を補足し、参加者間の交流を深める有意義な機会となりました。
以上
本分科会の開催案内は、こちらよりご確認いただけます。