活動報告

第4回集じん分科会

2015年2月27日

  • 送風機のインペラー羽根車のバランス調整をしているところ
    送風機のインペラー羽根車のバランス調整をしているところ
  • 講演会風景
    講演会風景
  • 講演会風景
    講演会風景
平成27年2月4日(水)、株式会社 村上製作所にて、第4回集じん分科会が開催されました。
本分科会は、粉体工学会・集塵技術の多機能化研究会と合同で実施しました。本例会は、「ユーザー視点」の第8回目であり、集じん装置に目を向け、ユーザーへ提供する集じん装置への省エネ提案をテーマとして、株式会社村上製作所で、見学と講演を実施しました。
株式会社村上製作所はボイラ設備をはじめ都市ごみ焼却設備・製鉄設備・各種発電設備・集じん設備・たばこ製造設備・化学プラント設備等の多分野にわたる設備の送風機を製造しており、同社送風機の製作工場およびJISに基づくインペラ-の動つりあい試験機や送風機特性試験装置の見学しました。
また講演は東芝産業機械システム株式会社より、来年度実施される省エネ法改正に伴い、各機器におけるエネルギー消費効率が現在商品化されている製品のうち最も優れている機器性能以上を実現する「トップランナー」方式が来年度より実施されるので、現状一般的に送風機へ使用される三相モーターから高効率モーター(トップランナーモーター)への切り替えについての講演と株式会社村上製作所からは送風機に於ける省エネ提案について講演を実施しました。
本会合から、集じん機の主要動力である送風機およびこれに使用されるモーターの効率を如何に向上するかにより、これからの集じん機のあり方が認識でき、ユーザーへ省エネ提案になりえる知見を得ました。

 

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