2015年3月30日

平成27年3月18日（水）に、平成26年度第3回輸送分科会として、株式会社崎陽軒横浜工場　見学会を開催しました。
株式会社崎陽軒横浜工場は、1975年（昭和50年）に開業され、主力製品であるシュウマイ（崎陽軒様はシウマイと呼ぶ。）を製造しており、混練、成型、加熱（蒸す）、包装までの一連の製造ラインを見学する事が出来ました。工程間の搬送は、空中無人搬送台車（AGV）や多種多様なベルトコンベア、移載ロボットが採用され、大量生産に対応する完全自動化がなされており、参加者にとって、非常に有意義な食品製造工場の見学となりました。また、食品工場としての衛生管理・品質管理、さらには、味への拘りに対する興味深いお話も聞くことが出来ました。余談ですが見学後の試食も味わい深いものとなりました。
工場見学後、新横浜駅前に場所を移し、横浜国立大学大学院環境情報研究院講師 飯島先生による「機能性微粒子の表面構造設計による非水系溶媒中における分散制御」の講演を行いました。微粒子表面設計技術ならびに分散技術を駆使することで、新しい機能が付与された有機無機複合材料が調整可能であることが示され、フレキシブルシート状の透明性シリコンポリマー複合体の紹介など、新技術として期待が高まる講演内容でした。