2015年10月6日
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木質バイオマスステーションの見学
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ヒヤリングした紫波町役場にて
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チップ工場にて(背景の赤いのがチッパー)
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ラ・フランス館のバイオマスボイラ施設
平成27年9月14日 ~15日の日程で、岩手県の紫波グリーンエネルギー㈱など、第2回分科会として施設見学会を開催しました。紫波グリーンエネルギー㈱周辺は、新規開発した「オガールタウン」と呼ばれる地域であり、熱供給配管が敷設されています。熱供給施設である木質バイオマスステーションを見学しました。ボイラにより温水を周辺の役場や住宅に供給。役場では冷房にも利用していて、住宅地はまだこれからというところ。次に紫波町役場で意見交換を行い、町の取り組み経緯について説明を受けました。紫波町農林公社片寄チップ工場では、前述の木質バイオマスステーションなどにチップを供給しています。古くからあった施設に、町が貸与している新しいチッパーとトラクターで運用。実際にチッパーを稼動していただきました。一行が宿泊した飲泉施設、ラ・フランス館では、やはり木質バイオマスボイラを導入し、太陽光発電や太陽熱利用など化石燃料を脱する努力をしてコストも下がったとのことでした。盛岡紫波地区環境施設組合ごみ処理施設は、シャフト炉式ガス化溶融炉を中心とした総合的なごみ処理施設で、今回はコンポスト施設を中心に見学させて頂きました。住民協力の下、良好なコンポストを製造販売しています。
以上