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H27年度第1回集じん分科会 報告

2015年6月16日

  • 発電所の概要説明
    発電所の概要説明
  • 講演:集じん分科会副コーディネータ 牧野氏
    講演:集じん分科会副コーディネータ 牧野氏
  • 懇親会(集じん分科会コーディネータ 金岡氏の挨拶)
    懇親会(集じん分科会コーディネータ 金岡氏の挨拶)
本年の第1回集じん分科会(平成27年5月13日)は、大崎クールジェン株式会社様のご厚意によりまして、建設中の石炭ガス化複合発電システムの建設現場の見学、およびガス化を基軸にした石炭の高効率利用技術に関する講演を中心に、粉体工学会の集塵技術の多機能化研究会と共催にて開催しました。
大崎クールジェン株式会社は、石炭火力発電から排出されるCO2を大幅に削減させるため、高効率なIGCC開発を第一段階に、第二段階ではCO2分離・回収を組み合わせたシステム開発へと発展させ、最終的には燃料電池も組み込んだIGFCとして革新的低炭素石炭火力発電の実現を目指し、経済産業省の補助事業である「石炭ガス化燃料電池複合発電実証事業」を実施しています。現在は、その第1段階のための設備建設がほぼ終わった段階にあるとのことで、見学させていただきました。集じんにおいては、高温・高圧という特殊条件にて操業される装置を採用されている点について貴重な知見が得られました。
講演は平成23年度に見学を実施した勿来火力発電所にて実施されているシステムなど様々なガス化方式との比較を交えながら、ガス化を基軸にした石炭の高効率利用技術に関して当分科会副コーディネーター牧野先生より講演を頂き、石炭ガス化に関わる最新技術の開発動向を確認することができました。
今回の見学会と講演はこれからの高温・高圧化における集じん技術に大きな期待がかけられていることを認識できました。

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