活動報告
環境エネルギー・流動化分科会 報告
2023年3月23日
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①開会挨拶(幡野コーディネータ)
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②見学者通路
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③見学風景
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④講演会(JFEエンジニアリング・川崎様)
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⑤集合写真
今回見学先の「出雲エネルギーセンター」は、2022年3月に竣工したばかりの最新の施設です。本施設は200t/日(100t/日×2炉)のストーカ式焼却炉で発電能力5,400kwを有しています。高温高圧(6MPa、450℃)ボイラにはボイラクリーニング装置(シャワークリーニング装置、圧力波クリーニング装置)など最新鋭の高効率発電システムが採用されています。余剰電力は市内公共施設等にも送られており、災害時は外部電源無しで自立運転可能な設備となっています。運転面では自動燃焼制御装置やプラント遠隔監視操業支援システムなど最先端技術が適用されており、見学時にも中央制御室で運転監視をされているのは1名のみでした。中央制御室は通路との間にガラス等の仕切りがなく大変開放的で、また階段で昇降することなく同じフロアから設備見学が可能である等、見学者にも種々の配慮がなされていました。
見学の後は、JFEエンジニアリング総合研究所の川崎様より、「廃棄物ボイラ高温高圧化に向けた取り組みと過熱器管の腐食機構に関する研究事例紹介」と題して、ボイラ高温高圧化の歴史やJFE殿の取り組み、欧州での研究事例などについてご講演いただきました
設備見学、講演とも活発な質疑応答が交わされ、さながら対面の学会発表の様な雰囲気で大変有意義な分科会となりました。
以上
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