活動報告
環境エネルギー・流動化分科会 報告
2020年10月8日
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①集合時検温
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②バス入口でアルコール消毒
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③バス移動の様子(定員の半分以下)
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④FREA入口(検温・消毒)
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⑤会議室(ソーシャルディスタンス確保)
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⑥中岩所長・FREA概要ご説明
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⑦古谷研究センター長・ご講演
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⑧見学状況1(水素貯蔵)
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⑨見学状況2(高性能風力発電と太陽光発電)
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⑩見学状況3(被災地企業技術シーズ開発例)
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⑪質疑応答
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集合写真
FREAは平成26年4月に福島県郡山市において開所し、「世界に開かれた再生可能エネルギーの研究開発の推進」と「新しい産業の集積を通した復興への貢献」を大きな使命とする、再生エネルギーに関する我が国唯一の国立研究機関です。
今回の見学会では、まず中岩研究所長から産総研及びFREAの概要をご説明いただいた後、古谷研究センター長より「低炭素化に向けた国内外の動向と再生可能エネルギーへの期待」と題してご講演いただきました。日本のエネルギー自給率は他国の水準に比べると低いが、各再エネ利用率はそれほど悪くなく、変動性のものをうまく使うために、日本独自の運用管理方法や水素等ケミカルエネルギーを利用した貯蔵がポイントとなる等、大変興味深いお話を伺うことができました。
その後各研究設備(エネルギー管理棟、風向・風速をリモート計測し風車を制御する高性能風力発電、各方式毎に評価を行う太陽光発電の実証フィールド、水素キャリア(MCH)の製造・利用にかかる各施設、薄型結晶シリコン太陽電池一括製造ライン等)を見学しました。
参加者から研究設備稼働率の高さにも驚きの声が挙げられており、名目だけの復興支援ではなく、積極的に再エネ研究が行われている様子を拝見することができました。
同研究所では新型コロナ拡大により一時は見学が全面中止となり、例年400件程あった見学会が今年度は未だ20数件とのこと。再開後は検温や手指消毒、社会的距離の確保など感染対応を徹底されていました。
前回に引き続き、当分科会の目玉である「技術懇親会」は中止といたしましたが、関係各位ご協力のもとフィジカル(リアル)見学会を開催することができました。難しい状況の中、多数参加頂いた皆様をはじめFREAの方々、協会並びに関係各位のご協力に感謝いたします。
以上