活動報告
合同分科会 報告(計装測定&粒子加工技術)
2024年3月13日
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スペクトリス社ラボツアー01
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スペクトリス社ラボツアー02
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シオノギファーマ(株) 長田様の講演
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国立衛生研究所 山本様の講演
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スペクトリス(株)マルバーン・パナリティカル 笹倉様の講演
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(株)リガク 伊藤様の講演
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集合写真
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懇親会の様子
ラボ見学会:
参加者を10グループに分け、ラボツアーを行った。グループごとにスペクトリス社の説明員が付き、各製品の前で詳細な説明を行った。見学した製品は、静的画像式粒子径分布測定装置モフォロギ4、レーザー回折式粒子径分布測定装置マスターサイザー3000、動的光散乱式粒子径分布測定装置ゼータサイザー、X線回折装置Aeris、オンライン粒子径分布測定装置インシテック、インライン粒子測定プローブParsumなどである。活発な質疑応答が行われた。
会社・製品紹介プレゼン:
スペクトリス株式会社マルバーン・パナリティカル事業部の橋本誠事業部長より、同社の紹介プレゼンが行われた。その後、シニアセールスエンジニアの脇卓真氏より、製薬業界で多用される同社の製品についての紹介プレゼンが行われた。
午後の講演会の内容
全4件の講演が行われた。シオノギファーマの長田優希氏からは、「製剤の連続生産のPAT技術」、国立医薬品食品衛生研究所の山本栄一氏からは、「多様な創薬モダリティに対応する人工知能等の情報処理技術を駆使した品質評価法の開発に関する研究」、スペクトリス株式会社マルバーン・パナリティカル事業部の笹倉大督氏からは、「マルバーン・パナリティカルの提案する固形製剤分析の基礎と実際」、株式会社リガクの伊藤和輝氏からは「X線分析技術のリガクの取組みと最新技術のご紹介」のタイトルで講演が行われた。
所感:
計装測定分科会としては、コロナ後初のリアル開催として、また普段よりも大規模な人数での開催となりました。ラボ見学会に関しては、見学先の担当者10名以上を動員して説明しましたが、好意的な意見が多かったです。午後の講演会も、大変興味深かったとのご意見を数多く頂戴しました。懇親会を含め、両分科会のメンバー間で活発な交流が生まれ、有意義な分科会となりました。
粒子加工技術分科会としてもコロナ禍後の見学講演会としては初めてのリアル開催でした。定員には達しなかったものの50名を超える参加者となり、盛況な分科会となりました。スペクトリス株式会社マルバーン・パナリティカル事業部様の絶大なるご支援の下、少人数グループでの複数ブースでの見学が実施でき、そのお蔭で活発な質疑応答が実現できました。午後からの講演においても時間を超過するほどにディスカッションが進み、従来の講演会が戻ってきたと感じられました。見学講演会後の懇親会は初めての試みでしたが、予想以上に交流が進んだと感じられ、今後も時間が調整できれば、実施したいと考えています。
以上