活動報告
合同分科会(粉砕&微粒子ナノテクノロジー)報告
2026年2月16日
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AGC紹介
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開会挨拶
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講演①
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講演②
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講演③
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講演会の様子
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閉会挨拶
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集合写真
1) 「ナノ粒子プロセスを活用した光造形技術の開発」
横浜国立大学大学院システムの創生部門 教授 丸尾昭二 氏 (講演①写真参照)
3Dプリンタを用いた付加製造技術は主に試作に用いられてきたが、最近では最終製品の製造にも適用が始まっている。本講演では、装置および材料を独自に開発して様々な造形物を作製した例が示され、0.1m程度の解像度(分解能)を実現でき、2光子造形法を用いると研磨を必要とせずにレンズなどの光学材料を作製できることや、様々な高分子を用いて屈折率の異なる材料のマルチマテリアル化も可能であることなどが紹介された。
2) 「湿式ボールミルにおける粒子粉砕・凝集メカニズムのシミュレーション解析」
東北大学多元物質科学研究所 助教 久志本 築 氏 (講演②写真】参照)
粉砕プロセスは、速度論や仕事則などの理論はあるが、理論だけでは現象を予測することがまだ難しく、シミュレーションを用いてメカニズムを明らかにすることが期待されている。本講演では、新たに開発したシミュレーション手法(Cross Bond DEM:XB-DEM)を用いて湿式ボールミルによる粉砕プロセスを解析し、粉砕はズリではなく圧縮によって、また再凝集はボールが離反する際に生じることを解明した結果が紹介された。
3) 「プロセスチェーンに立脚したセラミックス粉体プロセスの理解と制御」
横浜国立大学大学院環境情報研究院 教授 多々見 純一 氏 (【講演③写真】参照)
セラミックス成形体は様々な工程を経て製造されるが、各工程において粉体のつくる構造は大きく変化するため、すべての工程においてその構造を把握することが重要である。本講演では、光コヒーレンストモグラフィー法を用いて、アルミナスラリー→鋳込成形→乾燥→脱脂→焼結の各工程で生じる内部構造変化の観察例を示し、非破壊・高速でセラミックス粉体プロセスのその場観察が可能であることが紹介された。
AGC横浜テクニカルセンターの見学後、微粒子ナノテクノロジー分科会・コーディネータの京都大学・渡邉先生より閉会の挨拶を行った。
講演・見学会の終了後、情報交換会を開催した。情報交換会では、参加された方々の交流が活発に行われ、親睦を深めることができた。
以上
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