造粒分科会 報告

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2019年11月13日、香川県において第2回分科会を開催しました。まず、善通寺商工会議所において、北九州市立大学 国際環境工学部 建設デザイン学科教授 高巣幸二先生による「浮遊選鉱法によるフライアッシュの高度資源化技術とこれを用いたコンクリートの特性」をテーマとし、ご講演をいただきました。
講演内容は、火力発電所で使用される石炭灰処理は、ほぼリサイクルされていることとなっていますが、実情は有効利用されているとは言い辛く、その中で多くを利用しているセメント分野でもセメント粘土代替としてのフライアッシュ混合量は限界に近い状態であり、今後、セメント原料以外の利用先としてコンクリートにフライアッシュを利用するため、浮遊選鉱法によりカーボンを除去し利用できるよう改善する。と言うものでした。天然資源消費量の削減、CO2排出量削減と言う地球環境的な非常に興味を引く内容でした。

次に、講演終了後、辻村建設株式会社 破砕工場、リサイクル工場に移動し、辻村建設株式会社 執行役員統括部長 近藤洋治様より施設概要についてのご説明をいただき、施設見学を行いました。
辻村建設株式会社は、砕石、砕砂の製造販売会社として設立したが、その後、ばいじん、無機性汚泥等の産業廃棄物の入れを開始して、軟弱地盤改良、防草用土砂、排水性舗装用フィルタ材として再生ビーズおよび再生砂に加工し、販売をされている企業です。今回は製造販売されている再生ビーズ、再生砂製造工場の内部まで案内していただき、実際の製造設備での雰囲気(音、振動等)を体感させていただきました。見学終了後、辻村建設株式会社殿より参加者から多数の質問に対し、きめ細かいご回答をいただくことが出来ました。また、今回の見学のため株式会社アーステクニカより説明員を派遣していただき、非常に有意義な見学となりました。

造粒分科会の活動に賛同頂き、今回の分科会の企画および運営にご協力いただいた辻村建設株式会社殿、株式会社アーステクニカ殿に感謝いたします。

以上
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