環境エネルギー・流動化分科会 報告

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2020年6月26日、今年度第1回目の見学・講演会を実施しました。今回の分科会では最新ごみ処理設備見学と当分科会副コーディネータの成瀬先生による講演会を実施しました。内容を以下に報告します。(今回の見学会は、荏原環境プラント㈱ 長幹事にご尽力いただきました)
第1部では「リサイクルの森」を見学しました。可燃ごみ焼却施設は2020年1月に稼働を開始したばかりの最新の設備で、処理能力174t/日(87t/日×2炉)のエバラHPCC21型ストーカシステムによる安定したごみ処理と、高温高圧タービン(450℃×6MPa)により高効率の発電を行うとともに、排出される灰を100%セメント原料化するなど、地域環境に最大限配慮された施設となっています。見学コースは各所に動画を活用し、直接見学できない焼却炉内やタービンの実寸大イラストを提示するなど、来館者視点を重視した工夫が施されていました。計画当初から市民啓発を重視してデザインやコンテンツに注力されていたそうで、環境学習施設としても大変充実したものとなっていました。ただ新型コロナの影響で施設オープン以来小学生の見学が中止になり、今回が久しぶりの見学会となったそうです。
見学会後は堀尾アドバイザーの発案で、同敷地内にあるRDF事故の慰霊碑を参拝しました。直前まで激しい雷を伴う豪雨でしたが参拝時には青空が顔をのぞかせ、環境エネルギーに携わるものとして参加者一同感慨深いものとなりました。
第2部は会場を「くわなメディアライヴ 多目的ホール」に移して、名古屋大学未来材料・システム研究所所長の成瀬一郎教授より「エネルギーと環境のはなし ~廃棄物燃焼施設におけるマルチフューエル・マルチプロダクト~」と題してご講演いただきました。エネルギーに関する歴史から始まり、資源・エネルギーの現況や地球環境等の課題、廃棄物燃焼エネルギー用途としての冷熱供給社会システム等、幅広く興味深い話題についてご講演頂きました。
新型コロナ禍により開催自体が危ぶまれていた今回の分科会ですが、関係各位ご協力のもと“withコロナ時代”の先陣を切って開催することができました。難しい状況の中、多数参加頂いた皆様をはじめ協会並びに関係各位のご協力に感謝いたします。

以上
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