合同分科会 報告(乾燥&造粒)

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2019年6月19日、乾燥分科会、造粒分科会合同でシオノギファーマ株式会社 摂津本社工場で施設見学会を実施しました。

シオノギファーマ株式会社は、塩野義製薬株式会社の生産関連機能を担う100%子会社として、2018年10月1日に設立され、医薬品の製造受託と、治験薬・分析試験・医薬エンジニアリング等の受託ビジネスを展開している企業です。
その中で、摂津本社工場では固形製剤、注射剤などシオノギ主力製品の製剤・小分包装などの多くを自動重量制御打錠機やロボットの導入など、シオノギ独自の技術を駆使し、有効性・安全性・安定性・均質性に優れた医薬品を作り出しています。

先ず、乾燥分科会コーディネータの京都大学名誉教授 田門 肇先生より開会の挨拶をいただいた後、シオノギファーマ株式会社 生産技術部 技術開発・受託戦略推進室長、治験薬部門長六車嘉貢様よりシオノギファーマ株式会社摂津本社工場および見学施設の概要説明をいただき、その後、5班に分かれ施設見学を実施しました。中間製品倉庫、攪拌混合造粒・流動層造粒乾燥、コーテイング、打錠、充填包装等の一連の製造設備を見学しました。また、各見学箇所において参加者からの数々の質問に対し、シオノギファーマ株式会社ご担当者より非常に丁寧なご説明をいただき参加者の技術的興味に対応いただきました。

次に講演会では、乾燥、造粒分科会から各1件の講演をいただきました。
乾燥分科会からは、株式会社パウレック 技術本部 松井航様より「医薬品製造に用いられる造粒乾燥機と最新技術のご紹介」として、医薬品製造現場での流動層造粒、コーティング技術についての講演でした。
造粒分科会からは、株式会社ダルトン開発統括部 杉本宰様より「湿潤粉体の定量性評価と押出造粒に与える影響」をテーマに、押出造粒を実施する上で事前に把握しておきたい湿潤混練物中に含まれる結合液の分散状態を把握する方法についてのご講演でした。
いずれも今回見学した施設に関連する講演であったため、活発な質疑応答がありました。

講演後、造粒分科会コーディネータの中央大学教授 村瀬 和典先生より閉会開会の挨拶があり分科会を終了しました。
多数の参加者にもかかわらず当協会の活動に賛同いただき、今回の分科会の企画および運営にご協力いただいたシオノギファーマ株式会社様に感謝いたします。

以上
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