合同分科会報告(粉体ハンドリング&食品粉体技術)

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2021年11月4日、食品粉体技術分科会および粉体ハンドリング分科会は合同分科会を開催しました。「ロボット活用」をテーマとして、ダイドー株式会社 ロボット館の見学と関連技術の講演を実施しました。
はじめに、食品粉体技術分科会 羽倉コーディネータ(広島大学大学院)より開会の挨拶があり、ダイドー株式会社様のご協力により、講演会および見学会を開催できることについてお礼を述べられました。また、食品粉体技術分科会ではロボット技術を取り扱う機会がなかったことから、ロボットの活用をテーマとした講演会と見学会およびフォトロン様による高速度カメラの紹介を、興味深く楽しみにしている旨を述べられ、オンラインでの見学会とは違い、本物を見て触って自分の耳で聞くことにより、頭の中に入って身につくことが多いのではないか。有意義な会としたいと述べられました。

講演1.「ロボット事業部のご案内」 ダイドー株式会社 ロボット事業部 ロボット館 館長 齋藤貞男 氏
ダイドー株式会社齋藤様からロボット事業部に関してご紹介をいただきました。昭和21年に創業したダイドー株式会社は半世紀以上の月日を経て、全国40拠点を整える提案型メカトロニクス専門商社に成長しました。現在ではロボット事業も手掛け、売り上げの1/3を占めています。産業界の名コンダクターとして常に新しい価値の創造を目指しておられます。質疑では、ロボット導入の際の注意点として、ロボットの種類を決め打ちしないこと、メーカーのスペックは、最善の状態での数値であるといったことを共有頂きました。

講演2.「ロボットハンドリングの活用事例」 OMC株式会社 管理本部 伊佐治 博 氏
ロボットハンドリングの活用事例紹介について、OMC株式会社伊佐治様からご講演頂きました。社内に機械電気建築部門がある珍しい会社であり、ロボットのインテグレートを積極的に推進していること、粉体製品の製造フローは分野に関係なく設備やフローチャートが共通しているといった情報や、ロボットハンドリングの事例を紹介頂きました。参加者と講演者との直接的な質疑応答がなされました。

講演3.「デジタルトランスフォーメーション(DX)における高速度カメラの役割について」
株式会社フォトロン システムソリューション事業部 マーケティング部 DE推進グループ 桑原譲二 氏
デジタルトランスフォーメーション(DX)における高速度カメラの役割について、株式会社フォトロン桑原様からリモートにてご講演頂きました。DXを推進し画像検査に取り組む際にハイスピードカメラは必須となり、株式会社フォトロン様が取り扱う可視光ハイスピードカメラ、画像ひずみ計測、赤外ハイスピードカメラ、偏光ハイスピードカメラを紹介頂きました。質疑も多く有意義な講演となりました。

講演後、参加者を3グループに分けダイドーロボット館の見学を行いました。お客様がロボットを「観る」「試す」「学ぶ」場として、ダイドー株式会社様はロボット館を設立しました。現在、ロボット館は名古屋、東京にあり、福岡にはロボット実験工場があります。今回の見学では、人協働ロボット、ロボットハンド、3DCAD、重筋作業サポートロボットをご紹介頂きました。

次に、各分科会より次回分科会開催の連絡が行われました。
■食品粉体技術分科会
2022年3月3日に大阪府立大学で開催されるバイオ粒子プロセス分科会との合同分科会の案内を行ないました。
■粉体ハンドリング分科会
「マイクロカプセルの製造技術と活用事例」というテーマで2022年1月27日に開催する予定である旨の連絡と、分科会企画の書籍「粉体ハンドリング技術」の紹介が行われました。

最後に、粉体ハンドリング分科会 松坂コーディネータ(京都大学大学院)より、「会場の準備、見学大変ありがとうございました。幹事の皆様にもご協力いただき大変ありがとうございました。盛りだくさんな内容だったと思います。斎藤様からロボット事業の全体の説明をおこなっていただき、伊佐治様からは実際のお話と動画含めてわかりやすく説明していただきました。また、光速度カメラの説明では新しい技術を紹介していただきました。見学においては、実際のアームが動く状況、アームに触れ停止する感覚。非常にわかりやすかったと思います。参加された方々において今後どのような場所でロボットが使用できるのかを考えていただければと思います。専門の企業の方のみに提供されている場を見学するという貴重な体験ができありがとうございました」と述べられ、閉会となりました。

カテゴリー: 粉体ハンドリング分科会, 活動報告, 食品粉体技術分科会