乾燥分科会

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乾燥分科会とは

医薬関連の乾燥に関する講演や工場見学を主体として活動してきており、環境問題や省エネ化など国内外の乾燥技術の現状と今後の動向に関する情報を的確に収集し、これらの情報発信源として活動を計画している。さらには若手技術者を育成するために粉体エンジニア早期養成講座にも積極的に活動している。

専門分野における現在の技術レベル、今後の動向と分科会活動について

現在の乾燥技術は(1)乾燥過程での品質・機能の保持、(2)環境対応(排ガス処理、廃棄物の減容化、装置洗浄性の向上)、(3)省エネルギー対応(ヒートポンプドライヤーなど)、(4)多目的・複合機能乾燥(ろ過・乾燥、晶析・乾燥、乾燥・造粒など複合機能による工程の簡略化)、(5)顕在化する人材不足を補う省人化技術開発、という課題を克服できるレベルに到達しつつある。
今後は省エネルギー、環境・安全、プロセスの最適化、品質制御をキーワードとすれば、①環境対応、省エネルギー対応および省人化技術のさらなる深化、②IoT、AIを活用した装置開発やプロセスインテグレーション、③乾燥過程における材料の物性・品質・機能の積極的制御と新機能の付与が必要になってくる。
 
本分科会では、会員が国内外の乾燥技術の現状と今後の動向に関する情報を的確に収集できる見学会、講演会を企画し、「現場の疑問を解決する」ための乾燥技術の情報発信源として、今後も活動を続けていく。更に乾燥技術者育成のために、粉体技術者養成講座にも積極的に協力していく。

当年度事業計画の概要と運営方針


  1. 中期活動テーマ
    食品、医薬、化学、環境、バイオマス、廃棄物など、できるだけ興味の持てるテーマでの工場見学会、講演会を実施する。また海外の乾燥シンポジウムなどからの最新の乾燥技術・研究動向の報告講演会を開催し、国内への情報発信を継続実施していく。

  2. 2023年度の事業計画の概要と運営方針
    4年ぶりの見学会(面会)を開催し、分科会活動の活性化を図りたい。オンラインでの幹事会も継続し、幹事の交流も行う。また、粉体技術者養成講座は今年度も実施する。
    1)第1回分科会 見学・講演会(コロナ緩和を見据え、4年ぶりに見学会の開催を計画する)
    2)第2回分科会 乾燥技術、装置関連の講演会を予定

世話人

コーディネータ 静岡大学大学院 立元 雄治
副コーディネータ 京都大学 中川 究也
代表幹事 (株)大川原製作所 飯田 晃弘
副代表幹事 月島機械(株) 佐藤 澄人
幹事 千代田化工建設(株) 江藤 俊浩
幹事 (株)奈良機械製作所 川上 頼一
幹事 大川原化工機(株) 根本 源太郎

ロードマップ

活動報告

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