H26年度第2回計装測定分科会 報告

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平成27年1月28日(水)、同志社大学東京オフィスにて、第2回計装測定分科会が開催されました。テーマは「分散・凝集に関する最新技術」。分散・凝集メカニズム、対策としての分散剤設計、多角的な分散凝集評価法など盛りだくさんの内容でした。

基調講演1 微粒子、ナノ粒子の付着、凝集・分散挙動の評価と制御
東京農工大 教授 神谷 秀博 様
分散凝集メカニズム総論。評価方法を広範囲にわたって紹介。液中粒子の分子レベルの構造解析(FTIR、ESR、蛍光分析)、粒子間の相互作用評価(ゼータ電位、コロイドプローブAFM)、凝集体幾何構造評価(粒子径分析、直接観察、細孔分布)、凝集体の巨視的破壊・再凝集特性等の階層別評価法等を測定例とともに解説。

基調講演2 スラリーの沈降静水圧・浸透圧測定による粒子集合状態評価
法政大学 准教授 森 隆昌 様
独自開発された題記2法の紹介。直接観察結果とともに考察。データ例としてLIB正極材、アルミナ、コロイダルシリカを紹介。

基調講演3 濃厚粒子分散系の評価法とその実際
武田コロイドテクノ・コンサルティング㈱社長 武田 真一 様
濃厚系の分散性評価方法概説とISO関連規格の紹介。濃厚系の粒子径分布測定法として、超音波減衰分光法(Dispersion Technology社製DT1200)、NMR緩和時間測定法等とともに、日本ルフトが国内販売しているLumisizer(自然沈降、遠心沈降)の原理とアプリ紹介。

企業講演1  分散剤によるスラリーの分散安定化の制御と応用
ライオン㈱ 機能科学研究所 所長 戸堀 悦雄 様
高分子分散剤の構造設計に関するお話。ここでもLIB材料のデータ有。

企業講演2  Formulaction社「タービスキャン」を用いた安定性評価
英弘精機㈱ テクニカルセンター 副センター長 新井 武彦 様
試料懸濁液を入れたサンプル管に対して透過光と散乱光を計測するステージが鉛直方向にスキャンされる方式の題記装置の紹介。

企業講演3  レーザ回折・散乱法による分散・凝集評価
㈱島津製作所 分析計測事業部 鷲尾 一裕
もともと㈱島津製作所 丸山 充氏に講演を依頼していたが、当日体調不良のため欠席。報告者が代理でプレゼンを行った。内容は、レーザ回折散乱法を活用して抗体医薬の濃度評価を行うために開発された、島津アグリゲートサイザの測定原理、アプリケーションの紹介。

カテゴリー: 活動報告, 計装測定分科会