活動報告

トップページ > 活動報告 > 分科会活動 > 粉体ハンドリング分科会 > 粉体ハンドリング分科会 報告

粉体ハンドリング分科会 報告

2016年7月28日

  • 松本コーディネータより挨拶
    松本コーディネータより挨拶
  • 味の素㈱川崎事業所 施設見学1
    味の素㈱川崎事業所 施設見学1
  • 味の素㈱川崎事業所 施設見学2
    味の素㈱川崎事業所 施設見学2
  • 味の素㈱川崎事業所 工場見学1
    味の素㈱川崎事業所 工場見学1
  • 味の素㈱川崎事業所 工場見学2
    味の素㈱川崎事業所 工場見学2
  • 講演Ⅰ:吉田技術士事務所 技術士 吉田 照男氏
    講演Ⅰ:吉田技術士事務所 技術士 吉田 照男氏
  • 講演Ⅱ:味の素㈱食品研究所技術開発センター分析技術グループ 渕澤 育史氏
    講演Ⅱ:味の素㈱食品研究所技術開発センター分析技術グループ 渕澤 育史氏
平成28年6月13日、味の素㈱川崎事業所にて第1回分科会を開催致しました。
代表幹事、コーディネータ、当番会社の挨拶の後、味の素㈱食品研究所商品開発センター生産技術グループ マネージャー 山浦 務様より、工場・工程概要説明を頂き、工場見学、講演を行いました。
◆工場・工程概要説明
川崎工場は約1700アイテムを生産しており、その中で約1000品種が食品である。食品では「ほんだし」や「CookDo」「アミノバイタル」等を製造しており、一部製品は味の素パッケージング㈱が包装を行っている。造粒工場は2007年竣工、24時間稼働、少量多品種を製造しており、押出し造粒、転動造粒における原料投入時の原料間のコンタミ防止、異物対策、品種切替の作業性、ミス防止としてFAシステムを導入している。コンセプトは親しみと信頼感の醸成、高収益生産体制の維持と向上で具体的には次のような課題のもと建設された。(1. 見せる工場 2. 環境への配慮 3. 高品質の実現、4. レイアウト)

次に、2グループに分けて、ほんだしコースの見学を行い、講演2件を行いました。
講演Ⅰ:「食品粉体工場の品質管理と技術」 吉田技術士事務所 技術士 吉田 照男氏
講演Ⅱ:「粉体調味料の洗浄性評価~味の素川崎工場の事例紹介」
味の素㈱食品研究所技術開発センター分析技術グループ 渕澤 育史氏

◆工場見学での質疑応答
Q1. 押出しの前工程のブレンドはどのようにされているのか?
A1. 全原料をミックスさせる工程は無い、各原料を計量・切り出し・集合させる中で均質化している。
Q2. 押出し成形はバインダー原料を加えているのか?
A2. 水分を添加することでダマ状になることを利用している。
◆講演での質疑応答
Q1. 湿式と乾式の実施割合は?
A1. 1日のなかでは、最初に乾式、最後に湿式の生産工程を組んでいる。
Q2. 乾式は吸引が必要ではないか?
A2. 掃除機等の吸引を使用している
Q3. 乾式でノズル吹付部以外についてはどのようにされているか?ドライアイス等の使用は?
A3. 結露で逆効果だった。

以上
PAGE TOP