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合同分科会(食品粉体技術&分級ふるい分け)

2014年5月29日

  • 製粉機械の今昔
    製粉機械の今昔
  • 製粉ミュージアム見学 小麦の構造と製粉装置の見学
    製粉ミュージアム見学 小麦の構造と製粉装置の見学
  • 製粉ミュージアムの前にて 参加者の集合写真
    製粉ミュージアムの前にて 参加者の集合写真
  • 食品総合研究所 五月女先生の講演
    食品総合研究所 五月女先生の講演

日時:H26.5.29(木)13:00~17:00
場所:群馬県館林市 株式会社日清製粉グループ本社「製粉ミュージアム」
参加者:45名(粉技協会員:37名、一般:8名)

開会に際し食品紛体技術分科会のコーディネーターの広島大学大学院羽倉先生より食品紛体の代表である製粉について学んでいきたいとのご挨拶を頂きました。
初めに株式会社日清製粉グループ本社広報部田中様より製粉ミュージアムの概要をご説明いただき、日清製粉グループの歴史を紹介したDVDを視聴しました。その後、2組に分かれ、製粉ミュージアムの見学を行いました。小麦の紹介から製粉機械の仕組み、役割について機械の内部の構造が見える展示品を見ながら学ぶことができました。もう少し時間をかけてじっくりと見学したかったように思います。
見学終了後、初めに食品総合研究所の五月女先生より「米の粉砕と米粉の性質」と題してご講演を頂きました。食品総合研究所のご紹介と取り組んでいるテーマのご説明の後に米粉を粉砕する装置とその粉砕品の粒度の違いにより糊化粘度や澱粉損傷度に差が出ること、米粉の原料、粉砕後の粒度の違いでも流動性、付着性など違いが出ることなどの説明を頂きました。
次に「最近のふるい機の動向」と題してケイエスリンクス株式会社の河原田様よりご講演頂きました。乾式で行うふるいの操作について、原理や粉体の動きの説明や発生する問題とその解決方法の紹介をして頂きました。どちらの講演にも活発な質疑が行われ、関心の高さが伺われた講演となりました。
最後に分級ふるい分け分科会のコーディネーターの広島大学大学院の吉田先生よりご挨拶を頂き閉会としました。

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