食品粉体技術分科会 報告

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平成28年10月27日、大阪市阿倍野区にある「あべのハルカス(近鉄不動産)」様のご協力を得て、「食品系廃棄物のエネルギー化技術」をテーマとして平成28年度第2回分科会を開催致しました。

  • 開会に際して、コーディネーターの羽倉先生より、食品系廃棄物のエネルギー化技術に関して、最新鋭の施設見学と講演によって、学ぶことの多い分科会になるとの挨拶を頂きました。
  • 引き続いて、近鉄不動産㈱ハルカス運営部の渡辺様より、あべのハルカスの施設概要説明と、食品系廃棄物のエネルギー化を主テーマとして、バックヤード(食品系廃棄物の回収~メタン発酵~メタンガス回収~エネルギー化の工程)を見学させて頂きました。見学途中には、実際にこの施設の設計施工に携わられた、㈱竹中工務店の加藤様から解説頂くことで、一層理解が深まりました。なお、テーマの主題とは異なりますが、あべのハルカスで採用された制振機構や耐震機構に関しても見学をさせて頂き、超高層ビルであるが、ほとんど揺れが生じていないことも体感できました。
  • 見学後、㈱竹中工務店の加藤様より、「ビルにおける生ごみや厨房排水処理汚泥を利用したバイオガス発電~あべのハルカス~」と題して、食品系廃棄物を利用したバイオガス発電について、ご講演頂きました。食品系廃棄物のディスポーザ回収での苦労や、油分の多さによるメタン発酵の抑制克服などを経て、現在ではエネルギー収支がプラスとなり、あべのハルカスで使用する発電用ガス量の5~10%を賄っていることを紹介頂きました。
  • さらに、大阪府立大学大学院の徳本先生より、「大阪府立大学におけるバイオマス利活用事例」と題して、学内における学生食堂食品系廃棄物のメタンガス化の取組みや、地域で回収した食用油のBDF(バイオディーゼル燃料)化などについてご講演頂きました。
  • 閉会に際して、副コーディネーターの五月女先生より、今日学んだことが参考になり、活用していければ幸いであるとの結びの言葉を頂きました。
以上
カテゴリー: 活動報告, 食品粉体技術分科会