粒子加工技術分科会 報告

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平成30年9月14日、株式会社ツムラ 茨城工場にて、第3回分科会を開催いたしました。工場見学では、石間工場長からのご挨拶に続き田村漢方記念館長より、漢方薬の歴史と、品質管理(自然物からの抽出物をどう管理するか)の説明がありました。まず、原料は8割が中国、1.5割が日本、0.5割がラオスなどからとのことであり、また生薬119種から129品目の漢方薬を作っていること、茨城工場では40品目を作っていることなどの紹介がありました。その後、漢方記念館で、漢方製剤の歴史と製造プロセスのパネル等を拝見し、工場見学に移りました。製造工場では抽出、濃縮プラントの一部と制御室を見学し、また、無人フォークシステムを使った自動倉庫の実際を見学しました。漢方薬の製剤工程は、保管原料を切裁し、抽出から個液分離・濃縮・乾燥し、その後に賦形剤との混合・打錠・造粒(解砕・篩下)した顆粒を計量包装し、箱詰めしていくという、一般的な錠剤工程に比べ、長い工程となっています。また、見学の最後に薬草園を回り、身近な生薬原料植物と触れ合うことも出来ました。
次に、竹内洋文コーディネータより開会の挨拶があり、以下4件の講演を行い、岩本清副コーディネータの挨拶により盛況のうちに閉会いたしました。

  • 講演1:「ロボット技術が支える医療用漢方製剤製造工場」
    ㈱ツムラ 生産本部 CMC開発研究所 技術開発部長 大石芳明 氏
  • 講演2:「医薬品工場における搬送設備からみた品質管理と柔軟性への対応」
    村田機械㈱ L&A事業部 FA営業部長 浦谷和幸 氏
  • 講演3:「粉体・混相流の数値シミュレーションの産業応用」
    ~製剤の粉体プロセスを中心に~
  • 講演4:「分子製剤学における分光学的研究」
    高崎健康福祉大学 薬学部 教授 寺田勝英 氏
以上

 

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