粉砕分科会 報告

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平成28年7月14日~15日、古河機械金属㈱グループ各社の方々に全面的なご協力を頂き、参加者41名で、盛況に本会を開催しました。
数々の日本初となる技術を生み出した足尾銅山の鉱山技術の歴史に接し、そこから如何に今日の産業界をリードする技術に繋がっているかを学ぶこと。あわせて、山から岩を砕く大きな塊の世界から、粉砕によってナノ粒子の世界を創り、さらに粒子の表面改質し社会に有益な資源とするという、広い視野・知識を持つことを目的としました。

【7月14日】 <古河ロックドリル㈱吉井工場 工場見学>
初めに、内藤コーディネーから、開会の挨拶を頂き、続いて古河ロックドリル㈱ 取締役 工場長 福井信義様より挨拶を頂きました。そして、営業企画部長 金子 勉様より 古河ロックドリル㈱殿の概要について説明を頂きました。
その後2班に分かれて、生産管理部 部長代理 小六陽一様、製造部 生産二課長 吉田厚様の案内で、生産ラインの説明を聞きながら、工場見学を行いました。最終の完成品検査場では、クローラードリルの実演があり、大きな音とともに鉱石に穴をあける様子は圧巻でした。
工場見学後、開発設計部長 小泉 匡弘様より、削岩機についての歴史と技術の進歩について説明を頂きました。
<講演会Ⅰ>
引き続き、古河ロックドリル㈱殿において、2件の講演がありました。
アシザワ・ファインテック㈱ 石川 剛 氏より「粉砕・分散機の開発と若手技術者育成」のテーマで、宇都宮大学教授鈴木昇先生より「粉砕法を含む粉体・固体の表面改質とその評価」のテーマでご講演を頂き、最後に齋藤名誉コーディネータに閉会の挨拶を頂きました。
<技術交流会>
その後ホテルに移動して、技術交流会・懇談会を開催し、会員相互の親睦を図りました。
【7月15日】<講演会 Ⅱ>
午前中に、宿泊先にて講演会を開催しました。
初めに、古河産機システムズ㈱ 須長克行氏より、「足尾銅山で使われたボールミルについて」のテーマで、次に、東北大学多元物質科学研究所教授 加納純也先生より「ボールミル粉砕挙動の直接シミュレーション」のテーマで、講演頂きました。
続けて、古河機械金属(株)足尾事業所 副所長 山崎義弘様より、「足尾銅山について」のテーマで、午後に見学する足尾銅山の各所について、ご説明を頂きました。
<古河キャステック㈱殿 工場見学>
講演Ⅱ終了後、古河キャステック(株)に移動し、工場見学を行いました。初めに、製造課長東康宏様より、鋳物製品が出来るまでの生産工程をご説明頂きました。その後、東康宏様及び、業務課長 樋口忠大様、総務課長 梅澤直樹様に、工場案内をして頂きました。それぞれの工程を分かり易く説明頂きながら、作業の様子を見学しました。見学時刻に配慮して頂き、目の前で、出湯の様子と注湯・鋳込みの様子を見ることが出来ました。融けた鉄の熱さを感じながらの見学で、大変貴重な体験をすることが出来ました。
<昼食 ; 古河掛水倶楽部見学>
「古河掛水倶楽部」(国登録有形文化財)の和室で昼食としました。昼食後は、古河掛水倶楽部、重役役宅(県指定有形文化財)等を、個別に見学しました。
<足尾銅山見学>
午後は、古河機械金属㈱ 足尾事業所 副所長 山崎義弘様、総務課長 橋本清之様のご案内で、一般には非公開となっている、以下の足尾銅山跡地を見学しました。
①本山製錬所跡地(国指定史跡);明治17年に開設。足尾本山駅跡地も見学しました。
②中才浄水場;明治30年に操業を開始し今も当時の施設を改良し浄水処理が行われています。③選鉱場;当時の最新鋭設備が配備され、金属鉱山のモデルとして国内外で高く評価された選鉱場の跡地で、現在も当時使用された、コニカルボールミルが保存されていました。

以上
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