第1回環境エネルギー・流動化分科会 報告

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平成28年5月12日、新潟市亀田清掃センターにて第1回分科会を開催しました。
荏原環境プラント(株)が平成9年に竣工の大型流動床式ごみ焼却炉を基幹改良して高性能化した新潟市亀田清掃センターの見学会と、新潟大学清水教授のご講演をあわせて実施しました。

昨今、ごみ処理施設は長寿命化が進み、更新よりも改良して長期間利用する事例が多くなってきています。本施設も30年を越える稼動を目指しており、焼却を継続しながら大規模な工事を数年にわたり実施してきました。その結果、最新型の焼却炉に匹敵する高性能施設となっています。
本施設も、かなり大規模に機器の入れ替えを行っていますが、特に流動床炉の設計思想を最新のものに見直しており、燃焼の高度安定化と低公害・省エネを達成しています。全体として消費電力17%減少、発電量20%増加、売電量は実に倍増となっています。

清水先生より「カルシウムルーピングCO2分離プロセスの多機能化への展望」と題してご講演いただきました。流動層を利用したCO2の分離プロセスを紹介されました。低コスト・高効率が期待され研究が世界的に進められているが、まだ克服すべき課題は多いとのことです。日本発のプロセスということもあり、是非実用化が進められることを期待したいと思います。

わが国流動層研究の第一人者が4名も同席するというのは当分科会ならではの姿。幹事会社の荏原環境プラント(株)各位に御礼申し上げます。

カテゴリー: 活動報告, 環境エネルギー・流動化分科会