第1回混合・成形分科会報告

敷島製パン株式会社 顧問 山田盛二様のご講演

敷島製パン株式会社 顧問 山田盛二様のご講演

平成27年7月30日、敷島製パン株式会社 刈谷工場にて第1回分科会として工場見学会および講演会を開催いたしました。初めに、敷島製パン株式会社様より会社紹介および工場紹介がありました。刈谷工場では250種類の商品が生産されており、主力商品の食パンの製造ラインを原料の仕込みから始まり包装へと見学専用の窓からの見学を行いました。混合・成形分科会としては特に仕込み(ミキシングと発酵)のところが非常に気になるところでありましたが、季節ごとの違いなど、発酵の条件は職人の経験によるところが大きいとのことでした。焼成からスライス、包装ラインは24時間連続操業が行われ、大量の食パンが並ぶ光景には壮観なものがありました。また見学の最中も実際の現場的な質問も多く、議論が活発に行われました。

次に、『製パン混練工程におけるグルテン構造の可視化』と題し、工学院大学 先進工学部 応用化学科 食品化学工学研究室 教授 山田昌治様が講演され、『パン生地のミキシング過程における発熱と温度制御』と題し、サンタ ベーキングラボラトリー代表 帯広畜産大学 客員教授 敷島製パン株式会社 顧問 山田盛二様より講演が行われました。現場からの操業における質問も多く活発な討議が行われました。

7月末は気温が36℃程度あり非常に暑い季節。駅から歩いて5分程度の工場ではありましたが、5分歩いただけでも汗だくになり、入門時に検温し無事合格すれば参加できるという、体力の必要な見学会でした。会場到着時は参加された方も、やっと到着した感があり無口になりがちでしたが、見学会が始まると、参加された方の実務に関係した質問が多く、分科会終了後には各講師の前に列ができるほどの好評でした。

カテゴリー: 活動報告, 混合・成形分科会