第1回分級ふるい分け分科会報告

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掛川市・菊川市衛生施設組合が運営する「環境資源ギャラリー」にて、第1回分科会を開催しました。当施設は、高温集じん設備を備えた「キルン式ガス化溶融施設」並びに粗大ごみを破砕、選別して再資源化する「リサイクルプラザ施設」と環境学習施設の「容器包装博物館」からなる複合施設です。
環境資源ギャラリーの岸井所長のご挨拶、施設紹介の後、ピットや熱分解ドラム等のガス化溶融施設を見学しました。当設備はゴミを原料にスラグ資源化と発電を行う工場であり、変化の激しい原料に合わせて安定した運営を心掛けているとの岸井所長の言葉が印象的でした。
見学後の講演会では、初めに(株)タクマの前田氏に「都市ごみ焼却炉におけるバグフィルタの役割とタクマの取組み」と題し講演をしていただきました。バグフィルタにおいて粉末状Na系薬剤を吹き込んで酸性ガスを除去する方法、飛灰循環による酸性ガス除去効率の向上、セラミックスフィルタによる高温集じん技術等について紹介していただきました。セラミックスフィルタの使用条件や耐久性などについての多くの質疑がありました。
次いで(株)徳寿工作所の勝又氏に「廃棄物分別用ふるい分け装置の紹介」の講演をしていただきました。櫛歯やスリットバーを利用した振動式分別装置やふるい分け機による有価物の濃縮について、原理、機器の構造を解説していただきました。分別対象ごとの装置の選定や条件設定について質疑がありました。
最後に広島大学大学院の吉田教授に「湿式分級に関する進展と動向」と題し、液体サイクロン、水平流式水ふるい及び垂直流式の水ふるいに静電場を印加した際の分級精度向上と分離径の微小化の効果を解説いただきました。処理粉体の制限や操作条件について活発な質疑が行われました。

カテゴリー: 活動報告, 分級ふるい分け分科会