環境エネルギー・流動化分科会 報告

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平成29年7月27日~28日、第70回環境エネルギー・流動化分科会は、中外炉工業(株)笹内担当幹事のご尽力で第一日目に秋田区の木質バイオマス発電所(ユナイテッドリニューアブルエナジー㈱)及び小型木質バイオマス発電装置 Volter 40(ボルタージャパン本社及び道の駅「たかのす」)を見学しました。第二日目には都市鉱山と呼ばれている都市部における有価金属を回収する設備をエコシステム小坂㈱にて見学しました。

初日のユナイテッドリニューアブルエナジー㈱の発電施設は日本海側では最大級の20MWの発電出力を誇り、一般家庭約4万世帯分の電力供給能力を有します。片や道の駅「たかのす」に導入されたフィンランド ボルター社製の小型発電装置は40KWという大きさです。大小スケールの違う木質系発電施設を同日の内に見学ができ興味深いものとなりました。使用する燃料も前者は木質チップと輸入によるPKS(パーム椰子殻)の混焼であり、後者は水分指定した木質チップ専焼と規模に応じた燃料が選択されていました。

二日目のエコシステム小坂㈱では鉱山鉱脈からの金属回収(精錬)ではなく、都市部で大量に廃棄される電子基盤やシュレッダーダストなどから有価金属を分離回収する施設を見学しました。エコシステム小坂㈱は世界屈指の鉱山精錬技術(この中で流動床ボイラーも活躍していた。)を都市鉱山からの有価金属回収技術に応用、事業転換に成功しました。また周辺環境への配慮も積極的に展開、最大級の管理型最終処分場を有し、町民一体となっての植樹行事など近代的なリサイクル精錬施設をめざす姿勢に感銘しました。

秋田の地で木質バイオマス利活先端技術と有限である希少金属などのリサイクルシステムを同一機会に見学できたことは幸運でした。担当幹事、名誉コーディネーター、コーディネーター各位のご尽力の賜物であり深く感謝いたします。

以上
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