環境エネルギー・流動化分科会 報告

スライドショーには JavaScript が必要です。

平成28年9月30日、名古屋大学ベンチャービジネスラボラトリにて、第2回分科会として「灰・粒子の付着」に関する講演会を開催しました。堀尾名誉コーディネータの推薦により著名な講師を揃え、かなりディープな内容であり、一時期、参加人数が危ぶまれましたが、会員のプラントメーカの複数参加だけでなく、会員外に声をかけた方々が多く参加となり50名を超え盛会となりました。
<講演>
1.「流動層燃焼条件における灰粒子の部分溶融と付着」
中部大学大学院   教授  二宮善彦 氏
灰粒子の部分溶融の評価、重金属類の揮発と気相析出・灰粒子との反応、灰粒子からのアルカリ金属の揮発特性を3本柱とした講演。先生の広範な研究対応が良く分かるものであった。
2.「固定発生源での灰微粒子挙動の評価と制御-高温場での付着とPM2.5-」
東京農工大学大学院 教授  神谷秀博 氏
協会でもナノ粒子関係で活躍されている神谷先生。セラミックフィルタへの付着トラブルの解明と対応を含めた講演。数多くのSEM映像や灰の引張試験の結果等が興味深かった。
3.「微粉炭燃焼ボイラ内における灰挙動と灰付着制御」
名古屋大学未来材料・システム研究所 教授 成瀬一郎 氏
石炭燃焼過程における灰挙動の解明とモデル化、灰付着の制御についての話題、灰付着力とNi合金溶射の効果についてなどの講演。持続的な循環型社会の推進で最後をまとめられていたのは、分科会の立場に相応しかった。

コーディネータの先生方含め、著名な研究者が5名も同席するという当分科会ならではの講演会は、最後の総合討論ののち、技術懇談会場に至っても熱気を孕んだまま推移し盛り上がりました。成瀬先生始め研究室の方々と、講演いただいた先生方に感謝いたします。

カテゴリー: 活動報告, 環境エネルギー・流動化分科会