混合・成形分科会 報告

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平成29年9月1日(金)、今回の分科会では、京都市山科区清水焼団地にある西村陶業株式会社様にて工場見学会を開催しました。1918年の創業以来、長年にわたるセラミックス製造技術を基礎として多様な成形方法によりセラミック電磁器を製造されている企業であり、当分科会のテーマである『半湿潤状態での成形』にあった成形方法として、押出成形、プレス成形、射出成形を紹介いただきました。さらに焼成前に機械加工するグリーン加工なども直近で見学でき、それぞれの製造現場において実際に作業されているところを、少人数の班に分かれて回りました。
半湿潤状態の成形では成形時の粘度が成形性に大きく影響し、実際に原料の粘度状態を現場で実感することは、数値を見るよりはるかに多くの情報を持っていると感じました。また、成形製品のサンプルを展示いただき、東京スカイツリーのLEDランプの熱放射板として利用されている放熱性に優れた高放射率のセラミックを紹介いただきました。
工場見学後に行われた、藤先生による焼かなくとも固まるセラミックスの講演においては、サンプルによる実演も実施いただき、参加者へ多くの興味と刺激があり、その後の活発な質疑へと続きました。
人数が制限されていたことにより現物への距離が近づき、より見学者と工場の方にも刺激となりました。

以上
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