晶析分科会 報告

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2021年3月12日、大阪府 千里ライフサイエンスセンターにおいて、カツラギ工業株式会社のご協力により、第2回分科会を開催しました。1都3県では非常事態宣言が発布されている状態であり、数名参加予定者の参加見送りがありましたが、関東からもご参加いただきました。以下に講演内容を記します。

<講演>
晶析装置のメーカーとして、連続式晶析装置を基本設計する手順について説明いただいた。まず客先からの引合仕様書に基づいた結晶品質を満足するために、どのような条件でテストをするかを固液物性や動特性から決めた後に、実際の液を用いて小規模試験を行ってその滞留時間、懸濁密度から装置の大きさを決定する。それに用いるための各種の試験フローと実際の操作についてビデオを使いながら説明いただいき、休憩時間では実際の晶析装置のデモを行っていただけた。
また、カツラギ工業株式会社で検討している連続晶析装置用の過飽和度モニターについて解説いただき、晶析設計線図の適用法について簡単に説明した後に、カリミョウバンを例にして、試験方法を考察してもらい、試験結果と晶析設計線図を用いた解析を行い、一連の結果から想定される改善点及び晶析線図での作図法について演習を行った。最後に、クエン酸を例にして、同様に、試験方法及び結果からの装置計画について演習を行った。

<まとめ>
カツラギ工業株式会社様の連続晶析装置設計手順と晶析設計線図の適用についてビデオや実際の装置をみることができ、結晶品質や生産量を上げるための操作因子について学習できたことは参加者にとっても有意義な会になったと思われます。カツラギ工業様のノウハウ的な部分もあるため対面でのクローズの講演会とならざるを得ませんが、今回参加できなかった会員の皆様にも参加できるよう再び企画・運営を行っていきたいと思います。

新型コロナウイルス感染防止対策として、参加者には以下の感染防止対策を徹底し、本分科会は無事に閉会いたしました。
・発熱・咳等の症状がみられる場合は出席をご遠慮ください。
・海外への訪問歴が14日以内にある方は参加できません。
・高齢の方や基礎疾患をお持ちの方で、感染リスクを心配される方は参加をご遠慮ください。
・講演会場では必ずマスクを着用し、会場へ入室する際に手指を消毒ください。
・受付の際、検温(非接触)にご協力ください。
・37℃い所の方につきましては、参加をご遠慮いただく場合があります。
・休憩時間以外にも換気をさせていただく場合もございます。

カテゴリー: 活動報告, 晶析分科会