晶析分科会 報告

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平成30年3月1日~2日、第2回分科会を開催しました。一日目は徳島大学 フロンティア研究センターにて講演会を、二日目は鳴門塩業株式会社にて工場見学を実施しました。
■一日目(講演会)
1)<基調講演>「マイクロ空間の流れと相間物質移動の数値解析」 徳島大学 教授  外輪 健一郎様
2)講演Ⅰ.「スラリーの高濃度化に伴う特異的なレオロジー挙動」 神戸大学 准教授 菰田 悦之様
 講演Ⅱ.「イオン交換膜法製塩の概要」 (公財)塩事業センター 正岡 功士様
3)晶析分科会活動紹介

■二日目(工場見学)
鳴門塩業株式会社 常務執行役員工場長 宮内 則和様より、鳴門塩業殿における製塩プロセスの全工程について詳しく御説明頂きました。
晶析工程においては、粒度別に4種類の製品を製造しており、結晶缶のタイプも製品毎に異なっている。所望の粒度の結晶を得るために適当な晶析缶の選定がなされているとのことでした。
次に、海水の取水→砂ろ過→電気透析→濃縮・晶析までの各工程を見学しました。約600t/dの塩を生産する設備だけに全ての装置が大型でした。晶析工程の4つの濃縮缶・結晶缶は消費スチームの低減を目的として多重効用缶方式を採用されていました。また、昨今のユーザー需要に対応して、工場の生産ラインはHALAL対応になっていました。

今回の分科会は、マイクロリアクター、レオロジーなど晶析や晶析に関連した攪拌の先端技術から数十年前から培われてきた塩業における晶析技術の変遷など、幅広く晶析技術を学ぶことができる内容でした。今後も技術伝承、最新情報の配信など分科会としての事業計画に基づいた企画を提供していく予定です。

以上
カテゴリー: 活動報告, 微粒子ナノテクノロジー分科会