合同分科会(粉体ハンドリング&リサイクル技術) 報告

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9月17日、いその株式会社 稲沢工場にて、平成27年度合同分科会を開催いたしました。いその株式会社様より企業概要の説明をいただき、工場見学では4班に分かれ、原料ペレット製造工程を見学しました。廃プラスチックは、焼却して「熱利用」「発電」「最終処分場」。または粉砕・選別して「資源・エネルギー回収」。そして資源として回収し「リサイクル」。従来はこのような流れになっていましたが、こちらの事業所では、その中でも「マテリアルリサイクル」つまり廃プラを溶かし、もう一度プラスチック原料やプラスチック製品に再生する事業を行っています。また高付加価値化に応える素材を追及し、ガラス繊維や無機系フィラーの添加、あるいは熱可塑性エラストマーやポリマーとのブレンドを行い、プラスチックの強度および耐熱性も高める等、「複合材」の製造にも自信を持っており、廃プラの複合材への専門工場を日本で唯一有しています。
次の技術講演では、岐阜大学 環境エネルギーシステム専攻 教授 守富 寛様より、「CFRPリサイクル技術の現状と工業化への展望」と題し、炭素繊維強化プラスチック(CFRP)の将来性と現状について、CFRP二段加熱プロセスの特徴、リサイクル炭素繊維回収事業の展望についてお話いただき、現状のCFRPリサイクル市場は小さいが自動車への利用が進む2020年には需要が拡大されるのでリサイクル炭素繊維の規格化・標準化が必要であり早期のリサイクルシステムを確立できるよう国や自治体の支援を切望されるとのことでした。
見学会、講演会ともに質疑応答が活発に行われ、懇親会では会員・参加者同士の親睦・交流・名刺交換が和やかに行われました。

カテゴリー: 粉体ハンドリング分科会, 活動報告, リサイクル技術分科会